そろそろ「逆」にしましょうよ!
皆様、こんにちは。
先程気になる記事を見つけました。
(「うちの近くでも見かける」街なかで崩壊した建築物が増えている その理由とは?)
実は固定資産税・都市計画税という税金の関係で廃屋が増えてきている、という現象があります。
固定資産税・都市計画税の計算は以下の通りです。
【固定資産税】
土地:課税標準額× 標準税率1.4%(※)
家屋:課税台帳に登録されている価格 × 標準税率1.4%(※)
【都市計画税】
土地:課税標準額×0.3%(上限)
(※)標準税率は1.4%ですが、自治体により異なることがあります。
固定資産税・都市計画税には軽減措置特例というものがあり、住宅用地であれば、「住宅用地の軽減措置特例」が適用され、税額が軽減され、居住者がいない空き家でも適用されます。
【「住宅用地の軽減措置特例」適用後の税額の算出方法】
◆敷地面積200m2まで◆
固定資産税:課税標準額×1/6×1.4%(※)
都市計画税:課税標準額×1/3×0.3%(上限)
◆敷地面積200m2以上(200m2を超える部分に対して)◆
固定資産税:課税標準額×1/3×1.4%(※)
都市計画税:課税標準額×1/3×0.3%(上限)
(※)標準税率は1.4%ですが、自治体により異なることがあります。
これが矛盾しているので「廃屋」が増えてきているのです。
2015年に施行された「空家等対策特別措置法」に基づき「特定空き家」に指定されるケースも出てきていますが、その指定要件に適さないのか制度そのものが進んでいないのかわかりませんが...。
【指定要件】
・倒壊など著しく保安上危険となるおそれのある状態
・著しく衛生上有害となるおそれのある状態
・適切な管理が行われていないことにより、著しく景観を損なっている状態
・その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態
そろそろ固都税の算出見直しをした方が地域が安全になると感じますが...。
たとえば一定期間空家になったら軽減措置から除外したり、廃屋を更地にしたからこそ土地に対して軽減措置を適用させるなど...。
皆様はこの制度に対してどう思いますか?
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