2012/10/29 12:14:36

世界遺産 #3 (フランス)

フランスで行ったことのある世界遺産は18か所。モン・サン・ミッシェルはフランス北西部英仏海峡西側にある。パリから鉄道や車を利用しても、結構時間がかかるところにある。自分は、自家用車で英国サウサンプトンからフェリーで6時間かけフランスシェルブールに渡りそこからドライブして行った。見た目がとても神秘的なので人気のある世界遺産だが、周りに特に観光するところが無いので、ここに行く場合、パリからバスで数時間かけ行き、現地に2時間いて、また数時間かけパリに戻ってくる観光客が多いようだ。そこから東のノルマンディーに行くと、海岸沿いにある歴史のある港町がいくつかあるので、フランスが好きな方であれば、レンタカーで巡るのがお進めだ。


アヴィニョン、ポン・デュ・ガール、アルルは、プロバンス地方の一部にあると言える。ゴッホ・ゴーギャン等の絵画で有名であるが、プロバンス地方は風光明媚かつ歴史のある素朴な街並みが印象的で世界遺産の宝庫だ。比較的まとまったエリアにあるので、レンタカーを借り、ひまわりが咲く季節にドライブすることをお進めする。


アルザス地方にあるストラスブールは、風光明媚はもちろん、美味しい食事とワイン、その他、ドイツやスイスに近く、観光するのにとても値打ちのある地域だ。また、第二次世界大戦頃までの、厳しかった歴史を学ぶこともできる。


ロワール地方は、パリから2時間弱で行けるところで、辺りには、中世フランスを代表するお城がたくさんあり、フランスの庭園、と呼ばれる地域だ。自分はパリから観光バスで数か所巡っただけだったが、地図を見ると、辺りにはもっと行く価値のあるところがあるようなので、次回はレンタカーでドライブしてみようと思う。






2012/10/28 16:48:40

私について#85 (晩婚・未婚)

10月27日日経夕刊。2010年の国勢調査によれば、30歳から34歳の未婚率は男性で約47%、女性で35%。20年前と比較して男性で14ポイント強、女性は21ポイント近く上昇した。


小倉千加子先生によれば、未婚女性がみんな話すのは、「適当な人」がいないから結婚しない、とのこと。女性から見た適当な人とは、1.経済力がある、2.価値観が合うこと、3.家事を進んでやること、だそうだ。自分たちの時と比べると、3は明らかに自分たちの頃は無かった項目だ。男性からの理想像は、1.かわいい、2.家庭的、3.賢い、4.軽い(体重)、5.経済力で、4と5は自分たちの時代には無かった項目だと思う。


双方の言い分を聞いたら、やはり、今の世では、結婚することは結構大変かもしれない。それじゃ、今の人たちが、とても理想だけが高いのかと言うと、必ずしもそうではないと思う。人口減少という現実を経験しているこの国において、自分達の適齢期の時よりも、今の若い人たちの方が、経済的なこと、また子供を養育することにおいて、一つの家庭を築いていくことが明らかに難しくなっているのが事実。


自分の個人的な見方であるが、生活力・経済力を考えると、女性に勢いを感じることが多い一方、独身男性に勢いや覇気を感じ無いことが多い。事実、小倉先生曰く、1990年代の「失われた10年」に思春期を過ごした世代の人たちの選択は、特に女性に手堅い人が多いそうだ。資格を取り長期間働くことを選び、結婚に対して淡い夢は抱かない。一方、男性は、野心だけが先行し、勤労意欲やスキルがついていかない人が目立ち、就学を終えても社会に組み込まれることを嫌がる人が多い。


自分も男なので、男が理想や野心を追い求める種であることは認識している。ただ、自分の場合は、良い時代に社会に出ることができたため、理想や野心と現実の境界を社会生活の中で振り分けることができたが、今の若い男たちは、そういうことができない社会・経済状況の中で、自分探しを先行して行ってしまっているのかもしれない。


その分、日本社会においては、女性が少し苦労を多くしているのかもしれない。最近でこそ、「イクメン」がスポットライトを浴びてきたが、数の上では少数派であり、育児に関しては、まだまだ、圧倒的に女性に負担がかかっている。働くお母さんの一日のスケジュールを見たら、それはそれは大変だと思う。


世の若き独身男性達よ、まず育児を自分の趣味とし、嫁さんを探し、奥さん達を支えてあげなさい。そうしないと、勢いのある日本人女性が浮かばれないし、日本経済の再生はままならない。自分は向う10年不動産業で頑張り、その後は「イクジイ」のアルバイトをして日々の生活を楽しめたら良いと考えている。


現在、社会において定年延長の動きがトレンドとなりつつある。しかし、個人的には、この流れは、この低迷する日本経済の再生の起爆剤とはなり得ないと感じている。それよりも、もっともっと若い世代が家庭を持ち易い、またその企業にも貢献できるような社会の仕組みを作る方がより重要だと思う。自分を含めた中年以降の世代は、もっと若い世代に勢いを与えられるようなことをする、社会的責任があると思う。






2012/10/26 14:35:18

私について#84 (投資対象としての不動産)

「90年人生の住宅すごろく」。10月24日の日経9面が面白い。定年後に無年金=無収入期間が発生することに対処するため、最近、自宅を賃貸併用住宅に改造し、賃貸収入を得ようとする人が現れてきている、とのこと。生活の知恵の紹介とは言え、「自宅に稼がせる」という発想を日経が記事にしたことが、自分からすると画期的で良い。


住宅等、いわゆる現物不動産は、昔から立派な投資商品であったのだが、実は世間ではあまりそのように捉えられていなかった。不動産と言えば自宅であり、それは自分達が生活をするところであり、株式・投信・金、その他諸々の投資商品とは違うと思っていた人が大半なはず。少なくとも自分の周りでは、そういう人が多かった。家を買うということは一世一代の大きな買い物をすることで、それを利用して「稼がせる」という考え方は無かった。


「自宅に稼がせる」、と言う発想は、不動産という投資商品を運用し、そこからインカムゲインを得て、自分の生活力を高めるということである。これはまさしく投資である。ただ、この記事のケースは、我々の寿命が延びたことによる生活防衛のための措置として紹介されているが・・・。


バブル崩壊後、自分自らが金融商品で大きな含み損を抱えているにもかかわらず、周りに不動産投資している人を見つけると「不動産のような危ないものに投資すると大損する」と言ってた人がそれなりにいた。バブル崩壊後、不動産市場も急落を経験したから、そういうことを言ってた人達がいてもしょうがないのは事実でもあったが。


寿命が長くなった一方、これからは年金支給年齢が延び、定年後の無収入期間が長くなって行くことが予想されるため、日本人は、より良い人生を送るため、いろいろ知恵を絞らなければいけない時代に入った。1990年のバブル崩壊以後の世界の投資環境を考えると、金利・株式・為替等の投資対象物の動きを見れば、如何に日本の投資家がそれら商品によって損失を膨らましてきたか良くわかる。今後10年を見据えた時、過去20年のようなことは無いにしろ、かと言って、金融商品の保有だけで良好な運用成績を得られるとは思えない。不動産が投資対象として日本人の生活向上の一助になることを、今後、我々はもっと啓蒙していかなくてはいけない。






会社概要

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グランド・プラン
カナ
グランド プラン
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