2020/03/24 11:11:00

私について #332 (明けない夜はない !!)

地球上の人々を恐怖に陥れている新型コロナウィルスの拡散。日々テレビやネットでその厳しい状況が伝えられるのを見ると、いつ自分に降りかかってくるかなど、思考がネガティブなものになってしまう今日この頃。桜が開花し始めいよいよこれから春本番と皆の心がウキウキするはずだった今、我々は今まで経験したことの無い異常事態に遭遇してしまった。懸案だった、東京オリンピック・パラリンピックについては、どうやら延期されそうな気配が漂ってきているが、それを実行するにあたり、今後様々な関係者の血のにじむような決断・作業が必要となることを考えると、一般市民の自分も心が痛む。しかし、異常事態の最中であるものの、まだ外出禁止令が発令されていない日本では、注意しながら外を散歩することができるのは運が良いと言える。今後も最低限の外出ができるよう、感染症対策を遵守し感染拡大を防いでいくことが大切だ。


ところで世界の株式市場は暴落の後、異常な値幅の中上下動を繰り返している。グローバル経済の下、感染症の拡大は収まってはきたものの、サプライチェーンの源となっている中国経済が、今だ生産力を回復できておらず、それに伴い世界中であらゆる製品の生産がストップしている現状を見れば、株式市場の混乱は当分落ち着くことはないだろう。過去金融ビジネスの世界でいくつかの金融危機を経験してきたが、現状はそれとは全く異なるもので、目先、人・物・金を動かす手段を講じなければ市場の落ち着きを取り戻すことはできないだろう。実際、各国の中央銀行がいっせいに金融緩和に動いたが、これらの手段は即効性が無いのは明らかなため、市場にはほとんど好影響をもたらしていない。迅速な財政出動を期待する。


そうは言っても、今の株式市場は売られすぎかなと思う。そういった意味では、積み立て株式投資を始めるには今がチャンスかもしれない。特に若い人にとっては長期的な投資方針の下で検討してほしいと思う。人類の英知をもってすれば必ず必ず夜明けは来るから。








2020/03/21 13:37:46

私について #331 (感染症との闘い))

アジアから感染が広がり始めたのを受け、英国・南米に入国できるか不安感を抱きながら旅行してから約一か月、今や欧米・南米などで国境封鎖など鎖国状態に陥ってしまった。島国日本でも入出国管理と隔離政策が厳しくなっているのは当然といえるが、物理的に国境を接している地域における国境封鎖は、おそらく異様な光景となっているのだろう。


新型コロナウィルスの感染が止まらない。それどころか欧米を中心にWHOからパンデミック(世界的な大流行)宣言が出るほど感染者が激増し、それに伴う犠牲者も増加している。これは、この世に生きているほとんどの人が経験したことのない事象であり、医療に携わる多くの関係者ですらその実態を理解している人はいない。人類の歴史において、様々な感染症は克服されてきたわけだが、これについては現代医学においても解決策を見出すことができない。だから、世界中の国々が鎖国政策を取り人の動きを止め、感染の広がりを止めようとしているのだ。しかし、人が動かなければお金も動かなくなり、物の動きもおのずと制限されてしまうことになる。グローバルネット社会の出現で人・物・金の動きに国境がなくなりかけていた中、この感染症は現代人・現代社会の生活・繁栄・進歩のリズムを大きく壊してしまった。この状態がいつまで続くのかわからないが、長引けば長引くほど、人のみならず経済までも絶命させてしまう恐ろしい感染症となる。それを避けるために、各国の中央銀行が必死の金融政策を出してきているが、パンデミックによる世界的な鎖国政策の前には空しい一手としか映らない。


7月24日、東京がホストとして開催されるオリンピック・パラリンピック。世界的にその開催を望む人たちが多いと思うが、終わりの見えない闘いの中で、現実的にはかなり難しくなってしまった感がある。予選会中止により代表選手選出がままならない上、出場を決めた選手も満足に練習ができない中で、安倍首相の言う「完全な形」で開催することは不可能だろう。主催者による覚悟を持った英断を期待する。







2020/03/02 11:21:19

私について #330 (ウユニ塩湖への旅)

羽田を離陸してから12時間15分、ロンドン ヒースロー空港に到着した。新型コロナウィルスの広がりで日本人の英国入国に制限がかかっているかもしれないという、不安感を抱きながら入国審査場に向かった。到着が13時ごろだったこともあり、まだ到着便が少なかったのか、ことのほか閑散とした雰囲気でかつ検温されることもなく入国審査場に到着。行ってみると係員に自動入国審査の列に並べと言われ言われたまま、パスポートを所定の位置に置きカメラに顔を向けたらグリーンのサインが現れ1分もかからず無事英国に入国できてしまった。日本を出発する前、ロンドン在住の友人から、ほとんどの在英日本企業は従業員に対し出張禁止命令を出している、という話を聞き戦々恐々としていたものの、実際に行ってみたら簡単に入国できたことに驚いた。入国手続きが短時間で終了したため、チリ サンティアゴへの乗り換えまでの6時間を使い、ロンドンの街中へ出かけることにした。ヒースロー エクスプレスでパディントン駅に行き、そこを起点に懐かしのロンドンの街でショッピング、散歩を楽しんだ。


ヒースローを離陸してから14時間30分、チリ サンティアゴに到着。初めて降りたった地であり、南半球のそこは夏でドライながら摂氏32度だった。サンティアゴはチリの首都で標高500mにあり、東にはアンデス山脈が広がっていた。早速空港内のホテルにチェックインし2日間、ここ数日の睡眠負債を取り戻すべくベッドでの就寝と市内観光を楽しんだ。


ウユニ塩湖までの道のりはまだ続き、サンティアゴから3時間のフライトを経てボリビアの首都ラパスへ到着し、そこでウユニ行きのフライトに乗り換え1時間弱、やっとウユニの街に到着した。ウユニは富士山の頂上とほとんど変わらない、標高3,700mの高地にある砂漠地帯の街だ。塩湖は街から車で40分ほど行ったところにある。今は雨期にあたり降った雨は、乾季には真っ白な湖面を覆い、風が無いときは湖面を広大な鏡に変化させるのだ。そして、湖面は天空の鏡となり、日の出、日中の青空と雲、日の入り、そして夜空にちりばめられた星々を幻想的な姿に変えてくれるだ。自分たちは4日間滞在し、寝る間を惜しみながら幻想的な景色を堪能した。また、ウユニ塩湖はリチウムの埋蔵量で世界の50%を占めるとみられているが、地球温暖化防止のための温室効果ガス削減が叫ばれる中、リチウムの重要性は将来的に益々高まると予想されることから、新たなリチウム産地としても注目されている。それに関して言えば、今後開発の手が入ることになることが予想されるが、今の美しい姿を決して壊さないような形で進めることを強く望む。


ラパスもなかなかユニークな街。エル アルトにある空港は標高4,050mと富士山よりはるかに高い所にある。ラパスの街自体は、空港周辺から見ると谷になったエリアに形造られていて、街全体の標高差がかなりある。自分たちが宿泊したホテルは谷底にあり標高3,200mだったが、いわゆる、中心地は標高3,700mあたりとなっている。そしてこの街にはMi Teleferico(ミ テレフェリコ)というロープウェー システムがあり、現在10路線が営業している。これがとても安くて便利で1路線一人70円から100円くらいでアンデスの名峰、市街地を観察することができ、息苦しさを感じることなく移動ができる優れものだ。


帰国後は不透明感の強い現実の世界へ。世界的に人・物・金の動かない状況が益々強まっていくけど、この反動は恐ろしいものとなりそうな気がする。いやいや、そんなネガティブな考え方は持たず前向きに生きていかねばいけない。







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