太極拳・初級編・NO4
初級太極拳4回目。
朝から雨がザーッと降った後は夏空になり、湿度も高く、教室に向かうだけで、一仕事。
いつも通り身体を軽く動かした後(身体をブラブラと揺すりながら、あちこちほぐす感じ)、まずは入門太極拳を。
本日の入門太極拳の復習時間は、何故か楽しかった。
今までとは違う感覚。
何回も教室で繰り返しているうちに、自然と流れが身につき、余裕をもってついていけたから、かもしれない。
先生の手の位置や、手のひらの返し方もよく見えた。
さて本日は、
『スズメの尾をなでるような』形をならった。
スズメって小さい鳥なのに、動きとしては、かなり大きな動作。どちらかというと、ネコのしっぽのイメージかな。
両手でやわらかくなでる感じが、なんともいい。
でも、これも、敵を両手でつかんで、ひっぱるという攻撃の形(守り?の形)
太極拳は、しなやかな動作の中に、攻め込まれた時に、とっさにかわす術がいっぱい詰まってるのが魅力かなあ。
優雅に見せといて、いざとなれば負けない、っていうのは、本当にかっこいい!
太極拳・初級編・NO3
初級編の3回目。
ウオーミングアップでは、丹田のマッサージを。
お腹の下の丹田に両手をあてて、軽く輪をかくように、始めは小さく、そして段々と大きく輪をかいていき、温めるといいらしい。夏こそ身体は温めるべし!と。
この写真は、本日先生から頂いた季刊誌の表紙。
この中のコラムにも、1日の疲れを取るためにも、入浴はシャワーですませるのではなく、湯船に浸かりましょう、と。
クーラーなどでの冷えた身体には温めることが肝心。
そして、本日も新しい形を習った。
「膝を払って相手を押す」という形。
左手で払い右手で押す、さらに、右手で払い左手で押す、というもの。手も足も左右に流れるような優雅な動き。
だけど、なかなか覚えられない。足と手が、なんだかちぐはぐになってしまう。
先生の見本を見ていると、何か簡単にできそうな気がするけれど、いざやってみると、これがなかなか難しい。
身体で覚えないといつも手と足がバラバラになりそう。
不安だらけで本日終了。
帰り道、お友達と「参加することに意義があるのよね!」と、意気投合し、チョット気持ちが落ち着いた。
太極拳・番外編
太極拳番外編は「全日本武術太極拳選手権」の内容。
日曜日の昼にBS1で放送していたので、見てみたら、ビックリ仰天!
なぜかというと、余りにも私の「太極拳」とは違うので。
テレビでは、素敵な衣装に身を包み、華麗に、時には力強く舞っている姿が映し出されていた。
床いっぱいに動き、その姿は、まるで、フィギュアスケートと新体操と合気道(よく知らないけれど)を足して、そこに東洋のエキスをプラスしたような『舞』があった。
何これ?って感じで見入ってしまった。
これが太極拳なのか。
私のは、近所の盆踊りに何の練習もしないで、飛び入り参加したような、一つ一つが何とも中途半端な動き。
テレビの中の女性は、天女に見えたし、男性は、ちょっぴり孫悟空にも見えた。
緩い運動かと思っていたら、とんでもない。
『美』が問われる舞だ。
ジャンプも高い。片足での回転もあり、かなりの筋力や腹筋や柔軟性が無ければ試合にならない。
音楽もステキだった。
床いっぱいに、前後左右動きながら、様々な技を決めていくのは圧巻だった。
という事は、
いいように考えれば、私には伸びしろがいっぱいあるってこと、かなあ。