東北の高速道路無料化
東北の高速道路無料化、12月1日から3月末まで
国土交通省は21日、東北地方の高速道路の無料化について12月1日から実施すると発表した。国の第3次補正予算が成立したためで、来年3月31日まで。
岩手、宮城、福島の全域と青森、茨城の一部は被災地支援で、ETC搭載を問わず、すべての車が全日無料。秋田、山形の全域と青森、新潟の一部は観光支援が目的で、ETCを搭載した普通車と軽自動車とバイクが土日祝日が無料となる。
東北地方の高速道路の無料化は6月に始まったが、「ただ乗り」が相次いだため、8月末にバス・トラックを打ち切った。いまは被災者に対象を限って無料化している。
放射性セシウム、ヨウ素の吸着剤開発
弘前市の環境調査会社が放射性セシウムとヨウ素の吸着剤を開発しました。弘前市の環境工学が製品化したのは、水の中の放射性セシウムとヨウ素を同時に取り除くことができる吸着剤「CDPシリカ」です。また、使った後はそのすべてが放射性廃棄物となるゼオライトに対し、「CDPシリカ」は燃やすことで、放射性廃棄物の量を20分の1まで減らすことができます。秋田市の産廃処理業者が12月から使う予定です。
弘前ねぷたまつり
津軽の夏を彩る弘前ねぷたまつりは、三国志や水滸伝などの武者絵を題材とした大小約80台の勇壮華麗なねぷたが、城下町弘前を練り歩く夏まつりです。
由来は諸説ありますが、忙しい夏の農作業の妨げとなる眠気や怠け心などを流す、「眠り流し」という農民行事から生まれ、またねぷたの語源も、この「眠り流し」から「ねむたながし」「ねむた」「ねぷた」と転訛したのではないかといわれています。ねぷたが初めて記録に登場したのは、享保7年(1722)の「御国日記」。五代藩主信寿公が「袮むた」を高覧したとあります。
昭和55年(1980)1月に重要無形民俗文化財に指定され、現在は、子どもねぷたや前燈籠など様々に趣向を凝らし、鏡絵(前)の雄姿と見送り(後)の幽玄さが対照的な「扇ねぷた」、伝統ある豪華絢爛な「組ねぷた」とともに、情緒ある笛や太鼓のねぷた囃子にのせて、市民らの手によって運行されています。
津軽藩ねぷた村
http://www.neputamura.com/
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