「聯合艦隊司令長官 山本五十六」
俳優、役所広司(55)主演の10億円大作映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六」(成島出監督、
12月23日公開)で、真珠湾攻撃など戦闘シーンにリアリティーを出すため、CG合成などに
日本の戦争映画史上最大規模の3億円以上をかけて製作中であることが分かった。
製作の東映によると、まずは航空機製作会社とともに、約4カ月で旧日本軍の戦闘機、零戦の
ほぼ実寸大に近い模型を作製。鉄製で全長約9メートル、幅約11メートルで現在は都内に
保管してあるが、形や色、動きなどを精巧に作り、これだけでも約3000万円かかったという。
この模型に出演者が搭乗するなど実際の撮影に使ったほか、CG合成の際に活用。
真珠湾攻撃では現在の真珠湾の空撮と組み合わせたほか、聯合艦隊の船隊などもCGで
迫力満点に仕上がりつつある。担当した佛田(ぶつだ)洋特撮監督は「真珠湾攻撃では
日本軍の空からの目線を大事にした」、浅野秀二CGプロデューサーは「臨場感とリアリティーを
出すことに精力を注ぎました」とコメントした。
青森市三内丸山遺跡
特別史跡三内丸山(さんないまるやま)遺跡は日本最大級の縄文集落跡です。発掘調査によって当時の自然環境や生活、ムラの様子などの解明が進められています。
三内丸山遺跡は、今から約5500年前〜4000年前の縄文時代の集落跡で、長期間にわたって定住生活が営まれていました。
平成4年からの発掘調査で、竪穴住居跡、大型竪穴住居跡、大人の墓、子どもの墓、盛土、掘立柱建物跡、大型掘立柱建物跡、貯蔵穴、粘土採掘坑、捨て場、道路跡などが見つかり、集落全体の様子や当時の自然環境などが具体的にわかりました。
また、膨大な量の縄文土器、石器、土偶、土・石の装身具、木器(掘り棒、袋状編み物、編布、漆器など)、骨角器、他の地域から運ばれたヒスイや黒曜石なども出土しています。
ヒョウタン、ゴボウ、マメなどの栽培植物が出土し、DNA分析によりクリの栽培が明らかになるなど、数多くの発見が縄文文化のイメージを大きく変えました。
平成12年11月には国特別史跡に指定されました。
三内丸山遺跡
http://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/index.html
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