2012/03/14 8:38:12
金の仏像で究極の節税対策
貴金属店で広がる密かな金仏具ブーム
銀座1丁目の一等地に開店前から長蛇の列をつくる店がある。列をなす客は一様に鞄をがっちりと抱える。
行列の先にあるのは金(ゴールド)の売買を行う田中貴金属グループの「GINZA TANAKA」。小売価格で31年ぶりの高値4982円(税込)を付けた2011年8月、金を売りに来た客は、灼熱の中、5時間待ちの列をつくった。鞄には、地金(延べ棒)のほか、コインや小判、ジュエリー、そして仏像など、あらゆる金製品が入っており、同社はレートに応じて買い取ってくれる。金価格は2012年3月5日現在、4754円と、今年になっても高水準を維持し、金投資への熱はしばらく収まりそうにない。
貴金属店で飛ぶように売れる純金仏具
そんな同社ビルの一角に、一見ミスマッチとも思えるショーケースがある。売られているのは、黄金色に輝く仏像や、蝋燭立て、線香差しなどの仏具の数々。むろん、メッキ品や真鍮製ではない。すべて金で作られている。価格は、高さ10cmほどの純金の仏像が528万円、手のひらに納まるくらいの18金の仏鈴が345万6000円(いずれも参考価格)。数千万円単位の仏像や、上限金額がない特注品なども製造してくれる。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20120306/229501/?top_updt&rt=nocnt
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