2012/03/18 8:35:11
東京のマンションを売却して熊本に
「原発移住」夫婦の告白
「放射能への恐怖のためロクに寝ることさえできない」
東京電力福島第一原発事故から1年。事態は解決に向かっているとはいいがたく、いまだ故郷に戻れない人もたくさんいる。
そんななか、子供への放射能の影響を心配し、安全な土地へ移住する子育て世代が相次いでいる──
ノンフィクション・ライターの北尾トロさんも奥さんに引っ張られるように、移住を計画中。
そこで、トロさん自ら、すでに移住生活を始めた家族たちに、その本音を尋ねて回った。
35年ローンを組んで購入した東京郊外のマンションへの入居まで1週間。地震は突然やってきた。
佐久間隆行さん(仮名・40才)一家は妻の理絵さん(仮名・32才)が息子を連れて名古屋に緊急避難。
残った隆行さんがマンションへの引っ越しを済ませると、いったん東京の新居で家族が再会する。
が、放射能への恐怖のためロクに寝ることさえできない。息子はまだ3才。このまま東京にいていいのかと迷う日々の中、
「東京にしがみつく生き方をしていてはダメなのでは?」(理絵さん)と考え始めたという。
http://www.news-postseven.com/archives/20120317_95191.html
お問い合せ