頑張ってって言わないで
うつ病の人に“がんばって”と言ってはいけない。回復しようと一所懸命になって頑張っていて、それ以上は無理なのに、そんなことを言われれば、精神的負担が増し症状が悪化することがあるからだ。
身近な人を亡くして間もない人にも“元気出して”は禁句だ。元気など出るはずもないのに、励ましの言葉だけが空回りして、大切な人の死を受容するステップをふまずに、無理して明るい顔で振る舞うことは精神的に良くないからだ。
他にも、気にするなとか、忘れてしまえばいいのにという助言は、当事者にとってほとんど役にたたない。気になってしまうから困っているのであり、忘れられないから厄介なのだ。
では、そんな時どうすればいいのかというと、必要なのは相手への共感ということになっている。それは大変でしょう、おつらいでしょうね、本当に悲しいことですね、などの言葉がけでいいのだ。
人の為と書いて偽?
偽善の偽である。“いつわり”だ。人の為というこの漢字を作った人も、その使用を認めた人も、世の中の「人のためと言いながら、自分の利益ばかり考えているニセモノ」をずいぶん見聞き、そして体験したんだろうなあと思う。私にはそんな洞察力がないので、この造語能力に、ただただ感心するばかりである。
人のためとか、言い換えればお節介です。でも、いいじゃないですか。お節介できない人になるよりも、できるほうが!
「雪景色とも合ってすごくきれい」
1年で最も夜が長い冬至、青森駅周辺のベイエリアに幻想的な光
21日は、1年で最も夜が長い冬至。青森市の青森駅周辺のベイエリアでは20日、冬至の夜に始まるイルミネーションイベント「あおもり灯りと紙のページェント」の試験点灯が行われた。
日没が近づき、夕闇が濃くなり始めた午後4時ごろ。会場の大型オブジェや500個以上ある雪だるま型オブジェなどに明かりが入り、スタッフらが一つ一つをチェック。暗さが増すにつれ、会場一帯は優しい光に徐々に包まれていった。
近くを通り掛かった同市の会社員女性(50)は「雪景色とも合ってすごくきれい。海側にも明かりがたくさん見えて驚いた」と目を細めていた。
イルミネーションの点灯は来年1月29日まで毎日で、午後4時から同9時まで。初日の21日は午後3時40分から点灯式を行う。
お問い合せ