2012/03/24 8:27:42
手作り31年 「D51」完成
北海道工業大(札幌市手稲区)の契約職員長岡正忠さん(67)が手作りしてきた蒸気機関車「D51 241」が、
31年がかりで完成した。実物の4分の1の大きさで鉄製の、全長5メートル35センチ、重さ900キロ。
今月末に同大の実習助手を退職する長岡さんは、「現役でいるうちに完成させたかった。
この機関車は、高校からスタートした教諭人生の集大成です」と話す。
長岡さんは、富良野工業高勤務の2年目だった1981年、生徒に物作りの楽しさを知ってもらおうと
D51の製作に着手した。札幌工業高を経て、2007年からは道工大で金属加工実習の助手を務めながら、
実習室の一角で作業を続け今月13日に完成した。
石炭列車として活躍したD51を忠実に再現しようと、ほぼすべての部品はボール盤や旋盤などで手作りした。
25馬力の機関車はボイラーや、本物の石炭と水を載せる炭水車を備え、時速40キロほどで走ることができる。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/358797.html
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