2013/04/22 10:03:06
サザエさん症候群
アニメ「サザエさん」は昭和46年に第1回放送が行われた長寿番組である。
ほのぼのとしたサザエさん一家のユーモアに癒される人も多いが、
日曜の夕方になり、
『サザエさん』を見ると、「明日、会社行きたくないなぁ」とブルーになるわけです。
今回は、この「サザエさん症候群」について考えてみることにしましょう。
新社会人になった人、新しい期を迎える人が、
どのように番組を見るのか?自分も体感しようと思ったからです。
久々に見た感想とは?いやあ、人々がサザエさん症候群になる理由がよくわかりましたよ。
なぜか?そこには、今ではあり得ない、良い意味で昭和的な幸せな世界が広がっていたのです。
もともとは、ありふれた日常を描いたものだったはずなのですが、
平成25年の今みると、あり得ない世界になっているのです。
まず、家族構成がいまやなかなかない感じです。
まあ、サザエさんがカツオやワカメの母ではなく、お姉さまだったという事実自体、
驚きなのですが、それ以上に、親子3世代同居というのは、いまやごく少数派です。
2010年度の国勢調査によると、親子3世代で住んでいる家庭は7%にすぎません。
地方では多く、東京では少ないのも特徴です。
都内で親子3世代同居している家庭は2%にすぎません。
しかも、あの親子3世代の仲の良さは異常です。
他にも、マスオさんは正社員ですし、30代で係長です。
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