Diggin' in the Crates
ある日パルコを歩いていたらこんな看板を見つけました。
む・・・!!
ドキドキドキドキ・・・
自然と足が3階へ向かいます。
壁には懐かしの昭和歌謡曲のアルバムが飾ってあります。
ジャーン!!!
きちゃったよ・・・
フロアの奥まで並ぶ段ボールの列。
“Diggin' in the crates” DJが新しいビートを求めてレコード箱を漁ることをこう言います。私もDJをやっていたころの血が騒ぎ出します。
こういう特設会場を設置して開催される「レコード市」では、全国のレコード店から商品が出品されます。下の写真の黄色いラベルの右下にお店の名前が入っていますね。店によって得意なジャンルや価格のつけ方が違うので、面白いです。
「激渋ルーツレゲエ名盤」?知らないな〜
お店に試聴機がなくても、スマホがあればYouTubeなどで検索できるよ!
アーティスト名とアルバムタイトルを確認して、このように・・・
ね!
CDが売れないと言われるようになって久しいですが、アナログレコードの売り上げはぐんぐん伸びているそうです。なんでも2014年の売り上げは前年比66%アップだったとか。このブームは日本だけではなく、世界中で見られるそうです。
この「なんでもかんでもダウンロード」時代になぜレコードが流行り出したかというと、手触りや見た目といったモノへの欲求や所有欲などが指摘されますが、「やっぱり音がいい」という意見も多いようです。
CDの周波数は22,000Hzまでで、人間が聞こえない(とされる)範囲の周波数はカットされているのですが、レコードは22,000Hz以上の周波数が録音されているそうです。それでなのか、アナログレコードの音はCDに比べてどこか心地良く感じられるのかもしれません。
結局この日はサンバのレコードを一枚ゲットしました!
Martinho Da Vila(780円)
Janet Jackson新作 “UNBREAKABLE”
ジャネット・ジャクソンの新作『UNBREAKABLE』がついに出ました。7年ぶりです。
やぁもう・・・先行シングル"NO SLEEP"を耳にしたとき「もしや」と思いましたが、想像以上でした。はっきりいって傑作です!
じつはわたし、子どもの頃からジャネット・ジャクソンの大ファンで、高校生のときにはコンサートのために来日したジャネットを見に花束を持って成田空港に行ったり、仲間たちと追っかけみたいなこともしてました。(恥)
今回のアルバムは久々に全編ジャム&ルイスのプロデュースで、音楽的にもわたしたちのジャネットがついに戻って来た!と言いたくなるようなサウンドです。どの曲もすごくよく作り込まれていて、粒ぞろい。随所に80年代、90年代の要素が散りばめられ、それでいて新しい。
最近あまりぱっとしなかったジャム&ルイスですが、「今回ばかりはオレたちの才能を思い出させてやるぜ」とでも言うかのように気合いが入ってます。同時にジャネットにしか生み出せない流麗なメロディー、コード感やムードといったものがしっかり備わっています。
スライを彷彿とさせるファンクやミッシー・エリオットをフューチャーしたブリッブリのダンスナンバー、エレクトロっぽい曲、間奏にプリンスのI Wanna Be Your Loverの一節をねじ込んだ曲なんかもあったりして、ブラックミュージック・ファンが思わずニヤリとしてしまう要素もたくさんあります。
そしてなんといっても本作はジャネットの歌唱がヒリヒリするほど素晴らしいんです。なんていうか、どの曲もどこか「泣いてる」というか、ソウルフルです。やっぱりあのことが(兄マイケル・ジャクソンの死)あったからでしょうか?とにかく、今までとは全然違います。
ジャネット・ジャクソンは来月、日本にやってきます!
こちらも本当に楽しみです。
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