2011/05/24 14:50:30
競売を回避する
住宅ローンを滞納し続けた状態で、ある程度の時間が経過をすると、金融機関等(債権者)は競売の申立て手続きをします。
競売は、一度申し立てられてスタートをすると、申立人である債権者が取下げ手続きを取らない限り、止めることはできません。
この場合、取下げの手続きを取ってくれる状況を作らずに、ただお願いをしてもほぼムリでしょう。
競売がスタートすると、裁判所から特別送達で「担保不動産競売開始決定の通知」が届きます。
そして、その通知を受け取って1ヶ月前後で、執行官が現地調査のためやってきます。もしも、不在だったり、在宅していても対応しなかった時には、鍵を解錠して室内に入ります。
室内や外観の写真を撮り、調査をして帰ります。
その後、評価書が作成されると、その評価額に基づいて入札可能価額が算出され、入札期間が決まります。
この段階になると、一般の人でも情報を入手できるようになり、近隣や知り合いに知られてしまう可能性が高くなります。
ローンを滞納した段階で、任意売却を選択することによって、競売の申立てを待ってくれる債権者は多いです。
また、すでに競売がスタートしていても、任意売却で売却活動を行い、購入者が現れると、競売の取下げに応じてくれることがあります。
早い段階で「任意売却」での売却を選択することで、競売を避けれる可能性が高くなります。
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