投資物件にご注意! Part 2
前回に引き続き、投資物件の危険性について記します。
現在、量的緩和の拡大、資金供給の増大により、銀行間に資金の余剰感があり、つまりは市中にお金が余って?いるようです。
様々な方から、銀行がお金を出すと言うので・・・と収益物件を求める声が上がっています。
ですから、今は収益物件の価格は上昇し、収入NOIは変わらないので、投資利回りは低下しています。
何と、6〜8%くらいの利回りで売り出されています。(数年前の1.5倍の価格?)
これには、(仲介手数料、)登録免許税・取得税などの取得費用、固定資産税、修繕費、空き室ロス、管理費用などを含まない表面利回りであり、収益の正確な数字とは言えません。
収益物件は、長い期間をかけて収入を得る(投資資金を回収する)手が掛かる商売です。それらを現在価値に換算しなおしても利が無いのは明らかです。
都内の、ワンルームマンション投資・・・キャッシュフローがマイナスです!
海外物件・・・都内でのセミナーでの価格は、海外より高い?
サラリーマンでも大家になれる物件などなど・・・競わされて、あおられている?
結論;どれも買わない方が良いと思います!
あなたも、たまには人の言うことを聞いて下さい!(笑)
だって、もし、本当に儲かる物件であれば、仲介不動産業者が買っています。
そして、エンドユーザー(ネギのお友達)が買える(ローンが付く)限界値で売却します。
世の中の値段とは、買う人の、購入できる限界値で決まるような気がします。
これを読んで、一人でも変な投資を思い留まった方がいらっしゃれば幸いです。
そんなことは無い、俺は、私は儲かるゾ・・・と思った方、
多額の修繕費を支払ったとき、
新規入居者が決まらず、理不尽な退去が続いたとき、
12〜15年後のデッドクロスを超えたあたり、など
にこの文章をもう一度読み返して下さい!
今日も、不動産屋としてまた一つ良いことをしました!
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