2010/07/13 19:32:35
風の余話
奈良の旅続き
飛鳥の「甘樫の丘」に登った。小高い丘の階段を汗を流しながら頂上につくと、大和三山(天の香具山・畝傍山・耳成山)の展望がすばらしい。土地の古老達が数人木陰で談笑していたので声をかけた。中の一人の方が、説明をしてくれた。東前方の林のあたりが、大化の改新(乙巳の変)のあった、飛鳥板蓋宮跡であり、曽我入鹿の首塚がある、更に前方には飛鳥寺が見える等々教えていただく。ありがたいことである。もっと話を聞きたかったが時間に制約の有るツアー旅行なので残念であった。静かな時間の止まったような「甘樫の丘」の雰囲気は大変に良かった。ひと時、古代のロマンに思いをはせる。その後、石舞台古墳を見学。曽我馬子の墓と言われているものである。積み上げられた石の大きさに驚いた。