2011/07/21 18:00:34
風の余話
先日来、各地に大雨を降らせた大型台風がようやく通過した。暑さも一休みの3日間であった。ということで、仕事もはかどる。広告チラシ原稿を作成他日常業務も効率よくこなす。
先日の最高裁判決で「更新料はあまり高額ではなく、当事者が契約時に合意していれば有効」との判決が出た。賛否両論あることで媒介業者としては頭の痛いところである。大家さんは建設資金の返済計画に組み入れてあるだろうし、借主側は雇用不安定な時代で賃金も上昇しない時代である。少ない給料の中で更新料の確保は大変と想像もできる。当地でも慣行として授受されてきている。しかし、空室率が高くなってきているので、入居率を高める為にも大家さんの中には、敷金無しの物件もある時代。今後「更新料」は不要という事例も出てくるのではないか。判例が出されたからといって楽観はできないと考えている大家さんもいるのと思う。アパート経営も難しい時代。