2014/08/14 9:00:11
風の余話
お盆である。墓参を済ませた。帰宅した午後、古い友人が来る。遊休地に太陽光発電所を建設したいという相談であった。
福島原子力発電所の事故は収束の目途は無く、この先、廃炉そして、人が住めるようになるまで何年、何十年、或いはそれ以上となるかも知れない現実。廃炉、除染、補償の費用も天文学的数字を要する。税金の投入も膨大な額である。
それに比べると、太陽光発電所は設置費用も安価で比較にならない。万一の場合の撤去も簡単で費用も安い。環境汚染も特段無い。今後、更に増設が目白押しという。住宅建設が落ち込んでいるので、その、穴埋めに建設会社が力を入れて推進している。
遊休地を持っているオーナーは、アパート建設よりも投資金額少なく、資金回収期間も短い。しかも、地球環境向上という社会貢献ができるということである。
太陽光パネルも技術革新が進み、安価で効率よく発電できる製品が開発されてくるであろう。