風の余話
二月も今日まで。今月はイスラム国の人質殺害ニュースに始まり、川崎市の中学生殺害ニュースと残虐非道のニュースで連日暗澹たる気分。
川崎の少年事件は平時の日本国内で、何故、このようなことが出来るのか。被害者の少年と同じ年頃の孫を持つものとして怒りが収まらない。加害者は18歳の少年達という。
子供の世界の出来事は、現在の大人の世界の合わせ鏡と思うことも有る。「自分より弱い者には暴力を振るい意のままにする」「弱肉強食」「人間関係の希薄化」「共存、共生の考え方の衰退」等々。思い当たることは多い。何故このような社会になってしまったのか考えさせられる。
風の余話
今日から孫の英会話教材のお下がりをもらって、英会話の勉強を始めた。東京オリンピックまでに何とかものにしたいと考えて始めたのだが・・・・・・・・・。
70歳の手習いというところ。あせらず、根気良く継続できれば少しは英会話ができるようになるか?気持ちだけは若いのだが・・・・・・・・。
話は変わるが、最近の日本はどうなってしまうのか?以前に俳人金子兜太氏の懸念を講演会で聞いたことが、少しずつ少しずつ現実となってきている。今日の新聞記事では自衛隊の「文官統制」が改められ「文官」と「制服組」が対等という方向で法律改正が検討されているようだ。これにはびっくり仰天という思い。国会審議を見守りたい。「文民統制(シビリアンコントロール)」の行方が危うくなってしまうとは・・・・・。
風の余話
農業経営している同級生が無人野菜売り場を当事務所駐車場の片隅に、毎週水曜日設置し始めて約2ヶ月。地域の人達に口コミで広まり、人気となっている。常連の人が毎週水曜日を楽しみにして買いに来ている。1品100円という価格と、採れたて新鮮野菜が魅力なのである。 良い品を安く提供するという商売の基本が生かされているということである。
しかし、農業経営も知能労働であると感じる。というのも、季節ごとの野菜の旬の時期は限られているので、種まきの時期の設定、圃場の選定(連作障害を未然に防止する為)、肥料の選定、施肥の時期の管理、気候、気温の気使い、病害、虫害の予防管理、除草管理等々気の休まる間がないのではと思う。野菜作りのほかに、米、麦も栽培しているので大変な労働である。
今、我々が注目しているのは、政府の進めている、農業改革とTTPの行方である。