風の余話
昨日は所用で東京に出かけた。午前中時間があったので新宿駅で降りて、「東京国際ミネラルフェアー」を久しぶりに見学。平日ではあるが、大変な人出であった。「鉱物の不思議で美しい模様と結晶」ということで、内外の鉱物ディラー200社余が出展していた。
鉱物の結晶の美しさと形状の不思議な魅力に取り付かれ、鉱物採集をしている者にとっては、どの出展ブースも魅力一杯で何時までも見ていたい思いであった。
数点購入して自家コレクションに加えることにした。
化石や隕石を取り扱う出展ブースもあり、興味は尽きない展示であった。
風の余話
今日は旧六合村入山にある引沼地区に昔から伝わる民俗行事「おぼやしない」という子供の健やかな成長を祈るお祭りに参加。
地区の公民館に集まった子供達とその家族が山道を15分ほど登り、村の入り口に有る石仏〔石碑)に到着。持参した、大きな蕗の葉っぱに包んだ小豆飯と小魚〔秋刀魚であった)、バナナを供え、お祈りをした。
雨上がりの新緑の中、心地よい冷気に包まれ心が洗われるようであった。
山を下って地区の公民館で用意された季節の料理をご馳走になった。大きな蕗の葉っぱに盛られた小豆飯、蕗の煮物、豆腐、蕪の浅漬け等。童心に返ったように参加者全員、村人の方々、そして妻と楽しんだ。
子供のお祭りということであるが、地区の子供の参加は無く、東京、埼玉、前橋からの参加という。若い親が里帰りに子供を連れて参加という形か。
この行事を中之条町文化講座を受講した際、講師の山本茂先生から教えを頂いた。今回、開催日も先生からの案内状で知ることが出来た。有り難いことである。
風の余話
今朝は心地よい雨音で目が覚めた。
5月は連日の晴天、しかも、真夏を思わせる暑い日々が続きうんざりしていた。3月に植えつけたジャガイモも葉が黄色くなり始めて心配し、水やりを2度ほど行っていた。庭の草花も元気が無かった。
ようやく恵みの雨が降り始め、入梅を思わせる。ほっと一息というところ。しかし、先日火山噴火し、火砕流が発生した口永良部島では大雨で土石流の心配が有ると言う。災害が発生しなければ良いがと祈りながら雨音を聞いている朝である。