2015/09/10 8:39:51
風の余話
連日の長雨の日々に、更に追い打ちをかけるように台風風上陸し大雨の被害である。農家の友人も秋まき野菜の仕事ができず、頭を抱えている。適度に降ってくれればと考えるが、天気のことでどうにもならない。
昨日、太宰治が師の佐藤春夫に宛てた手紙が発見され話題を呼んだ。我が家でも話題になった。あれほどすぐれた作品を残した作家でも、芥川賞を受賞していなかったのか?「走れメロス」「斜陽」等々若い時には愛読した作家のひとりである。
今年、芥川賞を受賞した漫才師の又吉氏が大変話題となり受賞作「花火」はベストセラーとなった。太宰治が師に懇願するほど欲しがった芥川賞を又吉氏は受賞した。大変なことなのだとつくつくづく感心しきりの一日であった。才能と強運の持ち主ということか。
又吉氏には継続して良い作品を発表し続けて自分の芸術世界を確立し、完成させていただきたい。楽しみな作家が登場したものである。
2015/09/04 18:27:33
風の余話
9月に入り過ごしやすい日々となった。
相続関係の仕事一段落。物件案内も一段落。ということで、チラシ投函を2日続けて行う。市営、県営の集合住宅も地域によってゴミ、雑草の処理が行われて整理整頓、管理が行き届いているのもあれば、雑草が繁茂しているようなものもあり様々。
日ごろの運動不足解消にも役立つので、時間を見て継続したいものだ。路傍の白い花はニラの花。小ぶりであるが清楚に美しく、思わず手を差し伸べて眺めてみる。コスモスも咲き、又、サルビアの赤い花も目に付く季節。水田の稲穂も成長著しい。
午後、写友が来て、しばし、写真談義。作品を持ち寄り合評会となった。彼は、私の流儀とは違う。私は記録重視。彼は芸術思考の人。しかし、各自、自分の目指すところに向かって頑張るということである。