2017/04/26 8:09:59
風の余話
言葉の持つ力というものは計り知れないものだ。人々に勇気、力を与えることもあれば、怒りに震え、悲嘆にくれることになることもある。言葉は「言霊」というくらいだ。
言葉にまつわる格言も多い。「沈黙は金」「口は災いの元」その他、ヨハネの福音書にも、「はじめに言葉が有った云々。。。。」もある。私の母親が良く言っていたのに「七つ、八つから大工をしたが、人の口には戸は建たぬ」といっていたのを思い出した。
今村復興大臣が辞任するという。失言の責任を問われてのことだ。先日は「学芸員はがんだ」といって物議をかもした大臣もいた。
国家の大臣職にある人の言葉は重いという事が判らないはずはないと考えるが...。
我々の仕事上でも、物件調査も十分にせず安易にお客様に説明してしまう事は現に慎まなくてはならない。セールストークは「口は災いの元」にならないように。