2017/06/12 10:36:14

風の余話

 今年は梅雨に入っても雨らしい雨は降らない。当地周辺の農家は今は麦刈りの最盛期であり、農作業ははかどる。


 しかし、その後は、もうすぐ田植えシーズンである。水の心配で気をもんでいることだろう。利根川水系以外は今後の雨次第では、田植えの遅れも心配される。


 昨日会った山間部の棚田で田起こししていた農家の人は「雨は金だ」と言っていた。確かに、雨が降れば田植えもでき、稲は育ち米の豊作につながる。野菜果物もしかりである。


鬱陶しい梅雨も恵みをもたらすとなれば、農家の人々の苦労、努力を感謝しながら雨の日を快適に過ごして生活する工夫も大切。





2017/06/07 16:44:49

風の余話

 週初めに千葉県九十九里浜海岸にある国民宿舎「サンライズ九十九里」に兄弟会で旅行に出かけた。全室オーシャンビューということで、5階の部屋に泊まった。


 夕食前に海岸の砂浜を散策した。目の前の太平洋がどこまでも遠く、又、左右の海も何も遮るものも無い。水平線が水平ではなく、眼前中央が小山のように小高くなって見え、地球が丸いという事が実に良く解る景色である。今まで、何度となく、各地の海を見てきたが、今回ほど、丸みを感じた海の景色を見た記憶がない。あるいは忘れているのかもしれないが…...。


 海岸近くの林の中に高村光太郎の詩碑が建立されていた。妻智恵子が病気療養のため、九十九里浜海岸近くの知人の別荘で過ごした。その時、浜辺で浜千鳥と遊ぶ智恵子の姿を詩にしたものである。病んだ妻を温かく見守る光太郎の心が温かく、感動的である。





2017/06/04 11:51:20

風の余話

 10数年前に藤岡市郊外の湧水を組みに行き、その際偶然知り合いとなった村人のNさんご夫妻。以来、年に何度か訪問させていただき、帰りには季節の山の幸、野菜等々たくさんいただいて帰って来た。


 先日も2ヶ月半ぶりに訪れた。しかし、驚いたことにご主人が半月前に亡くなったという。93歳。いつも元気で、背筋も伸びて足取りもしっかりして農作業に励んでいたのに。朝、食欲が無く、体調が思わしくなかったので、救急車で病院へ。即入院となり、1週間後に亡くなったと奥様が涙ながらに話してくれた。大往生である。温厚で働き者であり、夫婦仲良く生活し、地域の振興にも貢献した方である。


 山村の過疎の村で、 山を守り、村を守り、泉を守り、村社を守り、家族を守り、夫唱婦随で70年近く生活し、家族にも恵まれ、そして、今年も春を迎えることが出来た喜びをかみしめていたのに。残念である。        


                               合掌







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