2013/10/04 8:10:01
風の余話
10月1日から昨日まで大阪の長男の男子誕生を祝いに妻と出かけた。病室に長男嫁、赤ちゃんの元気な姿を見てホッとして大喜びした。
10月2日に電車で京都まで行き、其処からバスに乗り約一時間かけて比叡山延暦寺を見学に行ってきた。延暦寺という寺は無く、比叡山山域にある東塔、西塔、横川に有る堂塔の総称ということである。今回は東塔の根本中堂、大講堂、国宝館を見学。中でも根本中堂の巨大な柱が林立するような巨大な建築物に驚く。欅の巨木が何本使用されているのであろう。どこから切り出し、どのようにした運び、建立したのかと興味は尽きない。周知のように延暦寺は元亀2年9月に織田信長により焼き討ちされ2000名の僧侶の命が奪われ、そして全山消失した。根本中堂は徳川家光の時代に再興された。
開山の最澄(伝教大師)の教え「一隅を照らす人になる」は「個々が(一人ひとり)が相手の立場に立って考え、自分のできることを精一杯行うことが、周りを良くすることにつながるということです」とある。鎌倉仏教の始祖も皆、この延暦寺の教えを受けて修行した。
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