自主防災訓練(消火器、AEDの使い方)
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今日は午前の早いうちは雨模様でしたが、訓練が始まるころには雨も上がり、曇り空になりました。しかし、気温は上がらず、肌寒い一日でした。とうとうストーブも登場です。
自主防災訓練では、1.消火器の使い方、2.胸骨圧迫の仕方、AEDの使い方、3.自宅にあるもので簡易担架を作る方法、4.三角巾の使い方 を教えていただきました。
知らないこともたくさんありましたので、勉強になりました。ただ、起きてはほしくないですが、本番になったときに実際にできるかといわれると、覚えていないところもあるので不安なところもあります。
さて救急の時でも、救急車の到着より消防車が先に到着できそうなときは消防車が応急処置に来て、その後を救急隊員に行っていただくこともあるそうです。
新潟市で火災や救急で現場に到着する時間は平均約7分。早い気もしますが、実際の緊急だと長く感じるかもしれないと消防隊員の方はおっしゃってました。
それで、救急でも火災でも、7分現場を乗り越えられれば、専門家が来ると考えることができます。
ただ、この初期の対応の仕方が、生死を分けることもあるようですのでやはり正しいやり方を覚えておきたいものです。
1.消火器の使い方
- 安全ピンを抜く。
- 火元に向けてホースを向ける。(噴射口の金具をしっかりつかむこと。消火器付近のホースを持つとグラグラ揺れて火元にあたらない)
- レバーを握る。
注意点としては、消火器を使うとき焦ってしまって安全ピンを抜いた時にホースを外さず、地面に向けて発射してしまうこともあるそうです。
また、消火の際直接火元に向けるのではなく、手前のほうからかけていき火元に到達ようにするとよいとのことでした。その理由は、てんぷら油などの火災の際、直接火元にかけると油が飛び散って2次災害を引き起すかもしれないので、直接火元ににかけることは避けるようにとのことでした。
消火器の噴射時間は20秒〜30秒だそうですので、その時間も覚えておきたいと思いました。(失敗は許されない1発勝負ということですね)
2.胸骨圧迫の仕方、AEDの使い方
胸骨圧迫はけがした人などの意識レベルが低下し、息が浅いなど呼吸が変だったりする場合に行うようです。
心臓からの血流を確保するため、胸のくぼみを力いっぱい押したり、緩めたりを繰り返します。その時のポイントは体の体重をかけて、押すことが必要で、消防隊員の方が教えてくれた馬乗りになってやるのが一番体重をかけることができました。また体重をかけっぱなしにするのではなく、かけたり緩めたりの緩急が大事とのこと。テンポはアンパンマンのマーチだそうです。(〜みんなのアンパンマン〜の歌詞の曲。)結構速いテンポで1人で7分圧迫し続けるのは大変なので、近所の人と協力して代わる代わる行うといいそうです。
また体重をかけて圧迫するので、治療を受けているほうは肋骨が折れることもあるそうです。骨は再生するが、命は再生しないので、思いっきりやる必要があると言っていました。
初めてAEDを見ました。電源を入れると手順を教えてくれます。パッドを図の位置に張ります。機械は心電図を測り判断し、機械が「ショックボタンを押してください」と言ったら押す。の繰り返しのようです。ショックボタンを押す際には、周りに人がいないか確認すること。もし治療を受けている人に触れている人がいるとその人も感電するそうです。
またAEDは風呂場で倒れている人に使う場合は、パッドを貼る部分の水分はふき取ること。ペースメーカなどを使っている人でもその部分をさければ、使うことが可能だそうです。
3.と4.は別のページで・・・。
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