やっぱり来ました、分譲マンション民泊の悲劇!
ご無沙汰しております。
先日の香川、岡山、沖縄県各本部研修会では大変お世話になりました。今後とも宜しくご愛顧の程、お願い致します。
さて、さて、やはりニュースにもワイドショーにも取り上げられることとなりました、例の「民泊」。
民間空き家等を利用して、外国からの旅行者を安く滞在させてあげましょうという、政府(国交省)なんかも真剣にそのビジネスを支援しようとしている中古住宅流通活性化施策の変形バージョンです。
一棟もの、戸建てならオーナーが全責任を持つことでそれなりにトラブル処理も可能となりますが、物が分譲マンションなどに及ぶとそうはいかない。全戸空室なわけがないのだから、普通に生活しているオーナーや、一般賃貸住宅契約で入居されている賃借人も大勢居住されているところに、ワイワイガヤガヤ、ドヤドヤと、多国籍のトラベラーが出たり入ったりされれば、通常の生活を維持することは当然に出来なくなります。マンション管理組合の規約なんて読むはずもないショートスティ客人たちは、一応最低限のルールは説明されての契約ではあろうが、旅人特有のテンションと、お国柄の違いによって、日本住人とトラブルを起こさないはずが無い。
この手の木賃宿(外形ではなく、利用形態)を利用するトラベラーは、各地を転々とし、旅費を節約する術に長けているから、超大型のキャリーバッグに荷物満載(総重量で45Kgなんてのも)している。そこに美しいテラコッタタイルやマーブルの艶々床仕上げの分譲マンションエントランス。。その上を引きずられたらどうなるか、なんて子供でも分かる。
全国マンション管理業協会なる法人の加盟管理会社は早急に管理規約の改訂に入るべし。
とにかく、分譲マンションのホテル利用における規定の整備は急がなくてはならない。
それと、自分の部屋をどう利用しようが勝手、と仰るオーナーさん達には、共用部の破損、汚損に対する賠償責任追及は管理組合として当然でしょうね。
日本もほんと変わってきました。^^;
by nanchan
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