【みず問題】分水プラン
全国各地にお住まいの皆さま
そちらのお天気はいかがですか??
本日は日本列島どこもかしこもお天気晴れマークですよ。
ちなみに、ここ愛媛県松山市は雲ひとつない晴天。
気温はすでに30℃です。
もしかしたら超えとるかもしれん…
晴天のおかげで洗濯物はカラッパリッと乾きますが、このまま晴れが続くようだと松山市のダム貯水率が心配。
なにせ毎年、松山市は水不足で悩んでいます。
(異常な気候変動で松山市だけでなく全国、世界が困っていますけども。)
松山市はこの水問題を、近隣の市と分水して一緒に解決しようぜ〜プランを20年前に掲げました。
が、そのプランがとうとう中止となりました。
そもそものはじまりは1994年夏の異常渇水。
松山市内は約4か月間、一日最長19時間の断水をしいられました。
完全断水ではないので水は出ますが、蛇口から出る水量が乏しく、
「蛇口からポンジュースが出てくる愛媛県」誰もこのシャレを口にしないほど枯渇。
学校プールは中止。飲食店では紙皿、紙コップが出てくる始末でした。
25年前のこのイタイ経験を繰り返してはならぬ、ということで新規の水源を確保しようと画策20年。そして、幕を閉じました。
が、が、
私は知っている。
問題の始まりが「1994年の異常渇水」ではないということを。
'94年私はあの年をよく覚えているんです。
雨に恵まれダムの貯水率は最高だったこと。
雨の日、2日連続自転車ですべってこけたけど、私は無傷。だけど制服のスカートが破れたこと。
そして、実はダムの放流をしすぎていたことを、私は知っているのだ。(みな周知のことですが)
分水プランは中止。きっと復活はないでしょう。
ですが、断水で工夫しながら我慢しながら生活した経験は忘れません。
蛇口から水が出るありがたさを忘れちゃいかんな、と思う今日この頃です。
ゆうき
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