2020/09/08 15:56:16
子どもは鋭いと思う
昔々の出来事。
若くして結婚し、母になった県外在住の友人宅へ泊りに行ったときのこと。
友人の娘(4〜5歳)と一緒に遊んでいて、私が娘ちゃんに「これ、お姉さん(私)がしてあげるね」と言うと、
「なんで、自分のことをお姉さんって呼ぶの?」と娘ちゃんに訊ねられました。
一瞬どういう意味か分からず固まっていたら。
クスクス笑いながら友人が説明してくれました。
「この子にとって、大人の女性はみんな、おばちゃんと呼ぶものだと思ってるのよ」とのこと。
つまり、24,25歳の友人は妻であり母であり、近所の子どもからは「〇〇ちゃん(娘)のおばちゃ〜ん」と呼ばれるため、未婚既婚問わず24,25歳の私もおばちゃんである、ということらしいです。
ほほ〜なるほど〜
子供の視点はやや厳しめだな〜
そして、その娘ちゃんと一緒にお風呂に入って、髪や体を洗ってあげて、湯ぶねにつかっている時。
じ〜と私の目を見つめ、娘ちゃんがこう言いました。
「おばちゃん、さっきと顔が違う…なんで?」
これは解説なしに意味が分かりました。
お化粧を落とした素の顔が別の人に見える…(*_*)
鋭い、厳しい、心が折れそうだった。
「これはね、大人の事情よ」震える声でこう答えるので精いっぱいでした。
いつの時代も、子供の言葉はキレッキレのストレートだなと思ったあの頃。
未だに忘れられない出来事です。
ゆうき
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