大変な決済が終わって
認知症初期の方と90歳過ぎの方の共有名義の不動産を決済しました。胃がいたくなる毎日でしたが何とか終わりました。
まず、二人は兄弟ですが、権利証を無くしていました。また、認知症初期の方は実印を紛失していて再度印鑑登録をしてその後司法書士の訪問を受けて事務処理をしました。売主にすごく手間がかかるのに買主のわがままが加わり、契約を解除したくなりましたが、ぐっとこらえて何とか作り笑いをして決済を済ませました。某ハウスメーカーのいけいけ兄ちゃんが担当だったのですが、あんまり知らないのだろうと思い許すことにしました。
声を大にして言いたいのは、年齢があまりにも高いと不動産取引は困難になります。
かやぶきの家
埼玉県の田舎には、古民家といわれる古い家がまだあります。先日かやぶきをしたきれいな古民家を見かけました。かなりお金をかけていると思います。レストランか何かをするのかもしれませんが、やはり古民家は見ていて歴史を感じることもできるし、いいものです。でも維持管理はものすごくお金がかかるので所有者も事業をしないと大変かと思います。
ある方からかやぶき屋根の古い建物付きの土地の査定をしたことがありますが、屋根は抜け毛だらけで柱は腐っていて使えないと判断し、更地としての査定額を出したことがありました。本当はどうだったのかと思うこともありますが、やはり建物の再生は無理だったと思います。
アパート用地
市街化調整区域の一部の農地はアパート用地としていける可能性があるそうです。あまり考えず一般住宅のみで地上げをしていたので今後の選択肢のひとつとしておこうと思います。
それにしても預かった農地の草刈りに疲弊しています。農家の地主さんが農地の管理を嫌がるのも仕方ないです。このところ少し涼しくなったので草刈りもはかどるようになりましたが、除草剤との併用で対応しています。草刈りの翌日は体中が疲労しまくっています。
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