実質値上げ!
みなさん実質値上げというのを実感されてますでしょうか?価格は変わらないけど内容量を減らすというものです。
以前から耳にはしていましたが私の買物の範囲では実感はありませんでした。しかし鈍感な私もついに感じる日がやってきました。
整髪料を買いに行ったところいつも買ってた物が見当たりません。似たような商品はありましたが、いつも容器の形と色で買っていて商品名やメーカー名は覚えていないため店員さんにも聞けません。
結局なんとなくこれかなというのを買って帰りました。商品名は正解でしたのでとりあえずホッとしました。
右が以前の容器で左が新しいものです。なんとなく小さくなったような気がしたので容量を確認すると、120ml➡110mlと減っていました。
というわけで実質値上げの初体験でした。つまらない話ですいません。
【相続1口メモ】
相続税の基礎控除についてご相談がありました。下図のような関係となっています。
甲様が亡くなり相続人は配偶者乙様、子のABC、代襲相続人EFの計6人です。ご相談は基礎控除で計算する人数についてです。
D様が存命であれば基礎控除額は
3000万円+600万円×5人(乙、ABCD)=6000万円
となります。
ただD様は亡くなられていますので、孫のEF2人が相続人となります。この場合E+F=1人分とするのか、単純に2人で計算していいのかというご質問でした。
正解は2人で計算してOKです。基礎控除額は
3000万円+600万円×6人(乙、ABCEF)=6600万円
となります。
これは簡単な例ですが、相続放棄する人や養子などが絡んでくるとちょっと面倒になります。
複雑な相続関係になりそうな方は早めに専門家に相談してください。
隅田川!
お客様から空家にしている不動産の価格調査依頼を受け現地に来ました。あまりなじみのない城東地域に所在しています。調査対象地はもちろん、近隣の事例もつぶさに見て廻りました。
写真のように建物がひしめき合っている地域です。我が街杉並とは違った趣があり新鮮です。歩いていると楽しくなり、結構長時間周辺をプラプラしてしまいました。
対象地近くには墨田川が流れています。
いい雰囲気です。東京の東側には住んだことがないのでちょっと暮らしてみたくなりました。
【相続1口メモ】
前回の続きです。面倒でしょうが再度前回【相続1口メモ】をお読みください。
相続財産のある土地を単独相続したいB様は、約10人いる相続人の内、2人の後見人になられています。高齢の相続人が多数のときたまにあります。
今回のケースで、B様が2人の後見人として遺産分割協議に参加できるかというとできません。B様本人も相続人であり、後見をしている2人(被後見人)と利益が相反するためです。
ではどうするかというと、後見監督人(後見人を監督する者)がいれば被後見人を代理して遺産分割協議に参加します。
後見監督人がいない場合は、家庭裁判所に被後見人の「特別代理人」を申立てることになります。
週刊文春記事!
先週号の週刊文春に相続税に関する記事が載っていたので買ってみました。
5ページの記事ですがなかなか重要なポイントが書かれていますので、興味を持たれた方は読んでみてください。
【相続1口メモ】
先日遺産分割協議をまじかに控えた方(A様)からご相談がありました。代襲相続人もいるため相続人の人数は10人を超えるそうです。
相続財産の中に土地が1か所あります。相続人の1人(B様)が弁護士を通じて、「その土地に家を建てて住みたいので自分(B様)が単独で相続したい」と言ってきたそうです。当然ですが他の相続人には代償金は支払うということです。
B様が代償金額の根拠となる土地の価格を提示してきました。A様は、その土地価格が妥当かどうか確認のため弊社に相談に来られました。
私は価格を聞いてむせてしまいました。提示額は相場の1/3より低いぐらいです。私も過去何度も取引した地域なので相場はすぐわかります。A様はややムッとされ弊社を後にされました。
こういったご相談を過去何度か受けました。主張の強い相続人が主導権を握り、自分が有利になるよう遺産分割を進めるというものです。
今回のA様のように遺産分割の前にご相談にこられると今後対抗できますが、遺産分割が終わった後に「納得できない、なんとかならないか?」とご相談に来られるケースが結構多いです。
終わってから財産を取り戻すのはできるとしても大変です。時間もお金もかかります。相手が提示してきた条件をしっかり精査し、わからないことは専門家にきちんと相談してください。
お問い合せ