資産価値‼
不動産の「駅近」という価値が益々上がっているような気がします。先月駅徒歩3分のワンルームの家賃を、2年前より3000円アップして募集したところ思ったより早く成約しました。建物は古くなっているのに家賃は上がるという結果に、改めて駅近ってスゴイと感じました。
これも弊社の近くの新築賃貸マンションです。西荻窪駅徒歩約5分程度です。
外観はまぁ良いとしても、室内は平凡な仕様です。エレベーターもありません。家賃表を見て7,8千円高いなと思いましたがどんどん入居しています。やはり駅近効果かなと思います。
不動産の資産価値は、何といっても駅近と改めて思い知る今日この頃です。
【相続1口メモ】
前回の続きです。広大な土地を相続した場合の評価額の改正についてです。まず改正前の評価額を計算してみます。
図のような土地を想定します。マンション適地でなく、周辺の土地区画も大きくなく、実際に売却する場合は「開発道路」を造成するのが一般的な地域とします。評価額を計算すると
300,000円(路線価)×900u×「0.6-0.05×900/1000」(広大地補正率)=149,850,000円(評価額)
となります。では改正後の「地積規模の大きな宅地評価」で計算します。計算式は
評価額=路線価×各種補正率(間口狭小、奥行長大補正率等)×規模価格差補正率×地積 となり、数字を当てはめると
300,000円(路線価)×0.80(奥行価格補正、奥行長大補正率)×0.78(規模価格差補正)×900u=168,480,000(評価額)
となり、改正前より約2000万円評価額がアップします。評価額が上がるということは相続税も増えるということです。この土地の相続人の税率が30%だった場合、単純に約600万円相続税増額となります。
改正後、余程の変形地でもない限り評価額は上がります。早めに対策を考えましょう。
セルフ・ライザップ‼
約1年ぶりに知人に会ったところ、「なんか太ったね」と言われてしまいました。なんとなく(ホントはかなり明確に)自覚はありましたが知らんぷりを決め込んでました。
そろそろ限界に来てると思うのでこれからセルフ・ライザップを始めます。大きな原因は食べ過ぎですのでここから改善していきます。
前回のブログ(約半月前)で、相談に来られた方(A様)の土地の一部が「隣地建物の建築確認申請の敷地面積に算入されてる」という内容のことを書きました。
その後隣地の方に事情確認のための手紙を書きました。数日後遠いところからわざわざご来社いただき、お持ちの資料すべて見せていただきました。隣の方も全くご存じなかったようです。確認申請をした設計事務所の調査不足のようです。
また資料を見ると、A様に土地を販売した不動産会社も、隣地がA様の土地の一部を占有使用していたことを知ってて、そのことを説明せず契約したようです。30年近く前の契約ですが、今でも都合の悪いことを隠して販売する不動産会社もあるようです。後々大きな不利益なるケースもありますので、注意に注意を重ねることが必要です。
さて今回の件で、当時この土地を測量した土地家屋調査士さんに事情を聴きましたが、30年近く前のことなので全く記憶に無いとのことでした。ところが数日前、「気なって倉庫を探したところ資料が見つかった」とご連絡をいただきました。
こういう業者さんに出会えるとほんとに救われます。仕事をしていてよかったと思える瞬間です。この場を借りてお礼申し上げたいと思います。
【相続1口メモ】
平成30年1月1日以降の相続等により広大な土地を取得した場合、その土地の評価について改正が行われました。これまでの『広大地の評価』は廃止され、『地積規模の大きな宅地の評価』が新設されました。下図のようなケースで説明します。
普通住宅地で図のような土地を相続したとします。マンション適地でない場所ですと、こういう土地は不動産会社が購入し、開発道路を造成し敷地を区分けして分譲することになります。
こういうケースに該当する土地は『広大地の評価』が適用され、評価額がかなり優遇されてました。今年からこの評価が見直され評価額はアップしてしまいます。次回改正前と後について具体的に評価額を計算してみたいと思います。
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