2021/04/09 15:01:07

不動産共有トラブル‼

【相続1口メモ】


先日相続された不動産の、共有者間トラブルについてご相談がありました。すでにそれぞれ弁護士を立てて交渉されてます。


一般的に共有者間でトラブルになるのは、相続後の不動産の取り扱いです。ある者はさっさと売却したい、ある者はまだ売らずに利用したいと意見が合わずこじれてしまう場合です。


よくあるケースが、父親が亡くなった後、母と同居していた子供と家を出て独立している子供との争いです。


母が亡くなると子供同士の共有となります。母と同居していた子供はそのまま家に住み続けたい。しかし独立した子供は自分の相続権を主張し、売却して相続分の金銭を寄こせとなります。


また子供がいない夫婦も危険です。夫が亡くなった場合、相続人は妻と夫の兄弟になります。(夫の両親が亡くなってる場合)
妻は当然住み続けるつもりでしょうが、夫の兄弟は、売却を要求する或いは自分の相続分に見合う金額を請求したりします。


それから後妻と先妻の子供も同様のことが起こりやすいです。ただ妻・夫の場合「配偶者居住権」という制度ができましたので、亡くなるまで住み続けることができるようになりました。


ちょっと脱線しました。共有者間協議が成立しなかった場合舞台は裁判所に移ります。裁判所に決めてもらうわけですが、まず現物分割を検討することになります。


現物分割とは共有を解消して単独の所有にすることです。土地で言えば分筆です。下図のようにします。



こういう分けやすい土地ばかりであれば簡単ですが、現実はそううまくいきません。こんな土地もたくさんあります。



分けられない、分けたら価値が大きく下がるといった土地の場合現物分割はできないことになります。


現物分割ができないとなりましたら、次に代償分割が検討されます。売りたくない者が売りたい共有者に代償金を払って単独所有にするものです。これも代償金を持っていなければ成立しません。


最後は競売です。裁判所が競売を命じれば全体を売ることになります。そうなれば現在住んでる家から最終的に出ていかなくてはなりません。


不動産の共有は大きなリスクを孕んでいます。できれば相続が起きる前にしっかり話し合っておくことが大切です。



続いて、共有者間のトラブルが発生した場合気を付けなければならないのが弁護士の選定です。


今回相談を受けた方も弁護士を変えるということです。共有物分割について間違った説明をされたそうです。


つまり専門外だったということです。こういうことは結構あるようです。自分が抱えている問題に精通しているかどうかしっかり見極めてください。


相談料はかかりますが、複数の弁護士に相談して話をよく聞いてみてください。相談前にある程度の知識を持っていた方が良いです。本を読んだりネットで調べるのもありです。


不動産会社に相談してみるのもよいと思いますが、弁護士以上にデタラメなことを言われる可能性も高いので微妙です。


弁護士を変更するとなったら、最初の着手金数十万円をドブに捨てることになったりしますからほんとに慎重に選んでください。


知人の紹介でも簡単に決めないようにしましょう。私のお客様も紹介でひどい目に会われてます。


とにかくトラブルにならないことが第一です。可能性が少しでもありそうでしたら事前に対策をしておきましょう。














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