終り良ければ...!
今月初っ端に売却の委任を受けました、西荻窪の1棟アパートを昨日契約いたしました。
建物の状態もよく、環境や立地、道路付等の条件も良い物件でした。
委任を受けてすぐに近所の方にご紹介しました。ご自身で見に行かれたところ、大変気に入られ、即お申し込みをいただきました。そんなこんなで、委任をいただいてから約2週間での契約となりました。
とても気持ちの良い取引ができ、最高の年末となりました。上がり3ホール連続バーディーを奪ったような気分です。(実際のゴルフでは経験がないのでどんな気分かわかりませんが...・。・)
《相続1口メモ》
今日は「電通若者研究部」という部署の方から、とても興味深いお話を聞きました。10代、20代で一人暮らしをしている人は33%だそうです。親と同居が1番多く、50%位です。
意外に思ったのは、シェアハウスに住んでいるのは0.3%とということです。話題のシェアハウスですが、案外少ないです。供給が足りないのか、話題ほど需要がないのかどうなんでしょう。調査が必要ですね。
また、一人暮らしをしたい若者は70%だそうです。できない理由は、「引っ越し代が無い」、「引っ越し後生活していけるか不安」が1,2位で大多数を占めています。経済的理由が大きいようです。
住みたい部屋の条件の上位ですが、「バス・トイレ別々」がトップで50%近くいます。2位が駅近で20%台後半です。独自性のある部屋という要望も多いようです。
さて、現在1棟アパート・マンション購入を検討している方は大変多く、ブームの状態が続いています。私のお客様でも、相続対策でお探しの方が数名いらっしゃいます。
皆様それぞれ求める条件はおありですが、やはり現在の利回り・収入額は気にされます。利回りは多少低くても、立地や間取り、適正な家賃設定の物件で、長い期間にわたって安定性がある物件をご紹介しても、目先の利回り等で首を横に振られる方は多いです。
逆に利回りは良いですが、部屋は狭く、バス・トイレも一緒の物件も多くあります。こういう物件を買われた方もいらっしゃいます。
先ほどの話に戻りますが、若者の要望のトップは「バス・トイレ別々」で約半数を占めています。要望に合わない貸室は、最初にはじかれます。若者の数はどんどん少なくなりますので、当然1人用貸室の競争はどんどん激しくなりますし、現実に激しくなっています。
今利回りが良くても、貸室要望の上位を満たしていない物件は、先々空室が増えていきますし、そうなれば家賃も大きく下げざるを得ません。そして、そんな物件を相続した子供が困ってしまうという図式となります。
自分の築き上げた財産を使って買うわけですから、なるべく今の条件が良いものを買いたいというお気持ちは理解できますが、相続人がなるべく苦労せず、先々収益を得られるというのも大事なことです。
購入を検討される場合は、相続される方ともよくご相談されて、購入条件を決めてから物件探しをされることをおすすめいたします。
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