2016/03/23 19:39:28

空家利用!


以前相続のご相談に来られた方が再度来社されました。一人暮らしをされてたお母様が諸事情により転居去ることになり、賃貸に出されることになりました。商店街の中にある店舗併用住宅です。



かなりの築年数のため使用できるのは10年前後かと思います。相続発生後に売却、建替えなどのケースが考えられるため、賃借人の明渡がスムーズにできるよう定期借家での賃貸借契約となります。


空家のまま相続が発生しますと土地評価額が路線価のままとなりますが、賃貸中であれば貸家建付地となり、さらに小規模宅地の特例が適用となるため相続税の節税にもなります。家賃収入も入ります。


弊社の周辺でも相続後の空家が多くなってきています。所有者の方々もいろいろ事情があるのでしょうが、何年もそのままというのはもったいない気がします。定期借家で貸し出せば一定期間で退去してもらえます。立退き料も一切かかりません。リフォームも借りる人に行ってもらうようにすれば費用も発生しません。空家所有されてる方はぜひお考えいただきたいと思います。



《相続1口メモ》


今回は相続した自宅を売却して売却金を兄弟で分ける場合のおはなしです。ちょっと前に近隣の方からご相談を受けたケースで考えてみます。


自宅不動産を所有する母親と長男Aが同居していて、次男Bは他で生活しています。母親が亡くなった場合売却して息子2人で分ける予定です。いろいろ経費を除いて5000万売却益が出るとします。


*2人法定相続分で共有相続登記をして売却した場合


1人当たり2500万の売却益です。Aはずっと住んでいましたから「居住用財産譲渡の特例」の適用があり3000万円控除できますから譲渡税はかかりません。


次男は特例適用がないので、


2500万×20%(税率-復興税はとりあえず無視)=500万(譲渡税)


5000万-500万=4500万(手取り)


1人当たり手取り 2250万


*Aが単独相続して売却後Bに分けるという『代償分割』にする場合


5000万-3000万(控除額)=2000万


2000万×15%(軽減税率)=300万(譲渡税)


5000万-300万=4700万(手取り)


1人当たり手取り 2350万



というわけで1人100万収入アップです。手間は一緒ですから手取りは少しでも多いほうがいいでしょう。







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