2016/11/28 12:03:09
空家ビジネス!
空家を借上げるビジネスが増えているようです。空家のリフォーム代も借上げ業者が負担するケースもあります。
ある会社は下記のようなシステムで借上げしています。
・リフォーム代:想定家賃の42か月分まで負担
・契約期間:6年
・保証賃料:契約期間空家オーナーへ想定家賃の10%支払う
例えば、リフォームして貸し出せば月々20万円の家賃が見込める空家があるとします。
リフォーム代は20万円×42か月分=840万円となります。オーナーは20万円×10%=2万円を借上げ会社から受け取ります。6年間の収入は144万円となります。
ではオーナーがリフォーム代を負担して、自分で貸し出した場合はどうなるでしょう?家賃収入は20万円×12か月×6年=1440万円となります。リフォーム代840万円は自腹ですから、実質収入は1440万円−840万円=600万円となります。
借上げ業者に委託するより456万円収入が増えます。(実際には所得税がかかりますのでもっと減りますが…)
リフォーム代の手持ちがない場合でも、金融機関から借入れることができます。840万円を年率2.5%で6年間借りると、総額で約900万円です。収入は1440万円−900万円=540万円となります。委託するより396万円収入増です。
相続した空家をどうするか頭を悩ませてる方は多いと思います。空家の管理から手が離れて、その上多少でも収入が入れば御の字という方は、借上げ業者に委託されるのも良いでしょう。
しかし少しでも多く収入を得たい方は、専門家に相談されて他の方法も検討してみて下さい。
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