AI不動産価格査定!
人工知能(AI)を使った不動産査定というのを行ってみました。対象不動産は、1週間ほど前に査定書を提出したお客様のご自宅です。弊社でお客様と一緒にPCを見ながら行いました。お客様も興味津々でした。
査定に必要な入力項目が少なく、こんなのでまともな価格は出せないだろうなぁ〜思ってたところ、出てきた価格は9000万弱です。私が査定した価格が9千万台半ばでしたので、そんなに見当外れではありません。というかそれくらいもあり得ると思ってましたので、お客様と「なかなかやるなぁ〜」と顔を見合わせました。
1件行っただけなので偶然かもしれません。もう数件試してみたいと思います。ある程度適正な価格が出るようなら、何せ査定は早いのでけっこう使えると思います。
【相続1口メモ】
先日遺産分割協議についてのご相談がありました。相続人の1人が音信不通で連絡が取れないとのことです。
音信不通の相続人をいつまでも待ってはいられません。そういう場合、行方不明者が住んでいたと思われる住所を管轄する家庭裁判所に「不在者財産管理人」を選出してもらいます。相続人が裁判所に選出を申し立てることになります。
通常弁護士か司法書士が候補となります。他の相続人は利害関係があるため管理人にはなれません。不在者財産管理人は基本的に財産管理のみを行いますが、裁判所の許可を得れば遺産分割協議に参加できます。
遺産分割する場合、行方不明者が不当に不利益となるような遺産分割案は裁判所が原則許可しません。理由なく法定相続分以下の案では認められないと思ってください。
不在者財産管理人を申立てる際、家庭裁判所に選任にかかる費用を予納する必要があります。弁護士が管理人となる場合、予納金は50万くらいです。また財産管理人に対する報酬は通常不在者の財産から支払われます。
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