2018/11/26 19:00:37

相続1口メモ‼

【相続1口メモ】


先日ご相談いただいた内容に近い事例をご紹介します。


内縁の妻A様は、内縁の夫B様とB様名義のマンションに2人で居住されています。B様には先妻の子供C様がいらっしゃいます。


B様の財産は自宅マンションと少しの現金です。B様は全財産をA様に遺したいと思われていますが、A様と入籍するお考えはありません。


B様が突然亡くなられた場合、B様の財産はどうなるでしょうか?A様は正式な妻ではないので残念ながら相続の権利はありません。B様の財産は子供のC様がすべて相続することになります。無一文でマンションを出なければならないことにもなり得ます。


では入籍せずA様に財産を遺すにはどうするか?一般的には遺言書を遺すことです。B様が、「Aに全財産を遺贈する」という内容の遺言書を書くことです。


しかしC様には遺留分があります。遺留分は相続する権利の1/2です。今回の場合遺言書を遺しても半分はC様に権利が残ります。


例えばマンションの権利がA様とC様で各1/2になってしまうと、後々C様が共有物分割請求することも考えられます。そうなるとマンションを売却することになり、C様はマンションから出ていかなければならなくなることもあり得ます。(ただし売却代金の半分は手にできます)


こうならないためには、遺言書を遺し、さらにC様に遺留分を放棄してもらう必要があります。遺留分放棄は裁判所の許可が必要です。これもC様の気持ち次第ですので、A様B様だけではどうすることもできません。


B様が今のうちに財産をA様に贈与する、いわゆる生前贈与するいうのはどうか?B様が亡くなった時には財産がない状態なので、C様が受け取る財産は無しと考えられそうですが、これも残念ながら厳しいです。


遺留分があると知ってる状況で行われた生前贈与は,遺留分が請求できることがあります。


結局最後はC様に理解していただき、「遺留分放棄」あるいは「相続放棄」してもらうほかありません。









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