2021/01/10 13:58:20

断熱性能‼

昨年末、自宅を建て替えられたお客様とお話ししました。お客様は家に全館空調システムを入れられたそうです。ずっと古い家に住まわれていたそうで、あまりの快適さに驚いてらっしゃるようです。


全館空調とは家を高気密・高断熱化し、建物内に熱交換された空気を送るダクトを設置します。それにより、24時間365日どの部屋も快適な温度で生活できるというものです。


暖かい部屋から寒いトイレや洗面所に行ってブルブル震えるということがなくなるのです。ただ全館空調はコストが高くつくのでよく検討してください。


このシステムはなくても今の家は断熱性が高いので、十分快適に過ごせると思います。


私もここ数年断熱はほんとに重要だなと考えるようになりました。夏は猛暑日が増えてますし、今冬は気温がかなり低い日もあります。


さてその断熱住宅ですが、新築じゃないとできないかというとそんなことはありません。新築には劣りますがリフォームでも可能です。


まず自宅や購入しようとしている中古住宅の断熱性能がどの程度か知る必要があります。リフォーム業者によっては、UA値といった数値を計算して適切な改修プランを提示してくれるところもあります。


大体の状態を知りたい方は、家の建築年で目途がつきます。1980年(昭和55年)の省エネ法で基準ができ、天井・壁・床に断熱材を入れるというのが示されました。


次に1992年(平成4年)性能強化が示されました。(新省エネ基準)


そして現在の断熱基準でもある、「次世代省エネ基準」が1999年(平成11年)に示されました。気密住宅を前提としました。換気などに関する規定もできました。


基準を図で比較してみます。1980年(昭和55年)の基準を1としています。







次世代省エネで基準が大幅に強化されてるのがわかると思います。ご自宅が平成11年の基準の達してない場合は、最低でもこの基準までリフォームで性能をアップさせることが望ましいです。


平成11年以降の家でも安心しないでください。コロナ非常事態宣言と同じで、達成の法的義務はありませんでした。なので施工図面が残ってましたら、基準が満たされてるかどうかよく確認してください。図面がなければ施工会社に聞いてみてください。


リフォーム・リノベーションというと、間取り変更やセンスの良いデザイン、新しい設備機器に変更等をまず考える方が多いでしょうが、家の基本性能が劣っている場合はこちらを優先すべきと考えます。


この先どんな気候変動が起こるわかりません。豪雨や耐震対策なども含め何が重要か慎重に検討してください。






















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