耐震について‼
東北で震度6強の地震がありました。今日も和歌山で震度4が発生しました。怖いですね、何かがじわじわ起こりつつあるのかもしれません。
13日の地震時、私は家の近くの公園にいました。ジョギングを終えスクワットを始めようかというときでした。
突然周り建物がガタガタガタガタと音を立て始めました。シャッター雨戸や窓ガラスが揺れた音でした。同時に公園の木々の葉がシャワシャワシャワと鳴りだしました。
地面の揺れは、私が鈍いせいか全く感じませんでした。最初の数秒は何事かわからずボーっと様子をうかがってましたが、そのうちこれは地震だなと理解しました。
時間が時間でしたので、公園にいるのは私の他は若いカップル1組だけでした。カップルの1人がスマホを見てちょっと驚いたような声を出しました。その様子から結構大きな地震なのかなと察しました。
外で地震を感じたことはちょっと記憶にありません。10年前の東北大震災の時も建物内にいました。
今回家の中にいるような恐怖は感じませんでした。ただ、夜中に地震が引き起こした音は、それはそれで不気味なものでした。
翌朝会社に行くと被害がありました。
1分もかからず元に戻しました。
さてこういう大きな地震があると、我が家は大丈夫かという思いが頭をもたげるのではないでしょうか?
ここであるデータをご紹介します。家の耐震性は建築時期で分けると3パターンあります。
まず旧耐震基準です。1981年5月以前に建てられた家です。
次は新耐震基準です。こちらは1981年6月〜2000年5月までの建物です。
そして現行基準。2000年6月〜
となります。2016年熊本大地震がありました。震度は7で最大級でした。先程の3パターンの被害状況が報告されています。
旧耐震の木造住宅⇒倒壊・大破:約46% 軽微・小破・中破:約49% 無被害:約5%
新耐震の木造住宅⇒倒壊・大破:約19% 軽微・小破・中破:61% 無被害:20%
現行基準の木造住宅⇒倒壊・大破:6% 軽微・小破・中破:33% 無被害:61%
という状況だったそうです。安心度では現行基準が圧倒的です。
さらに2000年には住宅性能表示が制度化されました。耐震性能は3つの等級に分けられています。1から3まであり3が最高です。
等級3は1の1.5倍の強度です。熊本地震では、等級3の家に限れば約90%が無被害でした。中破以上の被害は0棟です。まぁ等級3の家は16棟ですのでかなり少ないデータではありますが…‼
とにかく等級3レベルの耐震リフォームを行えば、大地震が来てもほぼ被害はないということで高い安心感は得られることになります。
旧耐震基準以前の家に住んでる方は、耐震リフォーム、あるいは建て替えを真剣にお考えいただきたいと思います。
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