2021/02/24 19:48:31

再建築不可 前回続き!

前回、建築基準法上の道路に接していない空き家を相続された方からの相談について途中で終わりました。今回はその続きです。まず下図をご覧ください。



相談者の方が相続された空き家はBに位置しています。


この状況で建て替えを行うには「建築基準法第43条第2項第2号の許可」を受ける必要があります。以前但し書き道路と呼ばれていたものです。


この許可はBさん単独では受けられません。Aさん、Cさん、Dさんが次のことに承諾する必要があります。


「将来建替え時に、現況の狭い道が4mになるよう敷地を後退させます」という内容です。


DさんはBさんと同じ境遇ですからまず同意するでしょう。問題はすでに基準法上の道路に接しているAさんとCさんです。


今のままで普通にに建て替えができるわけですから、敷地の一部を道路として提供するメリットは特にありません。同意を得るのは困難を極めるでしょう。


この狭い道に接する全員が承諾することが許可の原則です。Bさんはあきらめるしかないのか?


原則はあくまで原則です。役所にも温情があります。過半数を超える承諾があれば認めてくれる可能性は残されています。


今回のケースであれば、BさんとCさんだけでは可能性は低いでしょうが、AさんかCさんのどちらかを口説き落とせればぐっと高まります。


そうなれば建て替えができますし、売却することになれば価格も現状よりアップします。


今回のケースとは違うパターンで建て替えができない家を相続された方もいらっしゃると思います。


どうにもならないとあきらめず一度専門家に相談してみてください。光明が見えてくることもあります。











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