2015/09/26 18:31:59
古アパートのメリット!
お客様に売アパートをご紹介し、数日前にお申し込みをいただきました。築年数約25年の木造古アパートです。
古アパートは減価償却期間が短いため、節税のメリットがあります。木造アパートの償却期間は22年です。築22年を超えた木造アパートを購入すると、4年で建物は償却します。
例えば築23年のアパートを下記の条件で購入したとします。
・価格 4000万円(内訳 土地2600万 建物1600万)
・賃料収入 400万円/年間
この建物は4年で償却しますので、1年間で400万の償却額となります。つまり
・家賃収入400万−償却額400万=0円(所得税)
となり、4年間は家賃丸儲けとなります。(まぁ経費はいろいろかかりますが...・。。・)
5年目からは償却がないので、経費を引いた金額に丸々所得税がかかります。長期譲渡税が適用される期間(保有5年超)になったら売却を考えても良いでしょう。
古アパート買う場合気を付けることがあります。購入時の売買契約書に必ず土地と建物の内訳金額を記入してもらうようにしてください。
売買代金だけですと内訳価格の算出は、一般的に評価証明の価格を根拠にすることになります。そうすると上記例のように建物1600万なんて価格にはたぶんなりません。大体1/3くらいです。こうなると償却額も少なくなり節税も夢となります。
ただしあまり無謀な建物価格にすると、税務署から「ちょっと待ったコール」がかかりますので、税理士さんと相談したほうが無難です。
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