他人事ではない問題...
皆様、こんにちは!
縁合同会社安孫子です。
「開発」のイメージが強い東京ですが、
実は「木密地域」と呼ばれている地域もあります。
そのひとつが荒川区と言われています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190309-00000002-withnews-soci (【東京から伝えたい】燃えやすい「木密地域」品川・荒川……首都直下地震「1万3千ヘクタール」への備え)
勿論荒川区だけではなく、弊社の所在する墨田区も同様です。
墨田区も安全対策のため様々な助成金制度がありますが...。
以前にある勉強会に参加した時のことです。
墨田区の助成金の話になり関係者の方からお話を伺うことが出来ました。
なぜ安全対策がなかなか進まないのかというと、
その原因のひとつが「所有者不明の土地・建物」なのです。
区の方と町内会の方が一緒に見て回り、
建物に危険性を感じる物件を特定し所有者特定を行い助成金等の提案をしようとすると...。
「相続人全員に追えない」という事情が出てくるのです。
相続人が数十人以上いることがわかり全員に連絡がつかない事態も発生。
相続人全員の了解を得られなければ改修も解体も出来ずにいる状態なのです。
災害が多く「相続」等の問題も複雑に絡む日本独特の事情。
法改正もあるので若干動きは変わってくるかもしれませんが、
資産面の事だけではなく「安全性」という事を考えると、
もっと柔軟に対応出来る法整備・行政改革をして貰いたい、
と感じています。
日本は人口減少が叫ばれていて、
このような問題は深刻化してくると思います。
こういう問題に直面する前に様々な対策を行って有効活用できれば、
日本は活性していくと思います。
私もこのような対策を一緒に考え行動していきたいと思います。
【ブログ著者プロフィール】
安孫子 友紀
縁(えにし)合同会社 代表
https://www.zennichi.net/b/enishi-re/index.asp
2017年7月、東京都墨田区に事務所を構え、 同年9月より営業開始。
宅地建物取引業を中心に業務展開。
不動産の売買仲介・賃貸仲介(一部賃貸管理)のみならず、
不動産活用の転用の等のアドバイス業務や、 暮らしかたの提案、
移住・二住居政策の支援、
「国土交通省先駆的空き家対策モデル事業」認定企業のパートナー企業としても活動中。
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