3.11から10年…
3.11の出来事が発生する約半年前の事ですが、当時は都内の不動産管理会社に勤務しており、その時に私の担当する物件のオーナー様と打ち合わせを行っていた時の会話を思い出しました。
「首都直下地震等が言われている現状、万一発生したら東京や千葉の湾岸エリアってどうなるのだろうね?」とオーナー様が仰いました。
多少の液状化があってもそれなりに建築しているのだから、という甘い考えも過りましたが、その言葉がずっと引っ掛かっていました。
そしてあの東日本大震災が発生…。
千葉県も多くの場所で被害が生じました。
市川市内でも発生しましたが「液状化」の被害です。
そして隣接地でも液状化現象が発生し、のちにYouTubeなどでも投稿されていますが、人が住めるような状況ではありませんでした。
YouTubeで取り上げられていた某コンビニ周辺は私も好きなエリアのひとつでショックが隠し切れない状況でした。
あれから10年…
その液状化の話題はめっきり減った中で先日ある記事が投稿されていました。
(「ドアが勝手に」 街並み一変した高級住宅街、液状化で揺れた住民の思い【#あれから私は】)
この記事の中にある中町地区、新町地区は私自身がこの業界に入り売買仲介営業として最初に担当したエリアです。
上記記事にも記載されている舞浜3丁目は「マイアミ倶楽部」と称され、お洒落な雰囲気のある戸建住宅エリアで、一度は住んでみたくなる感じがしていました。
復興がある程度された今でも好きなエリアで、もっと良くしていきたい、という気持ちは東日本大震災以降暫く経過してから強くなりました。
この出来事が風化してはならないと思っていますので、この東葛エリアを手掛ける際には「震災に負けない」という気持ちで取り組んでいきたいと思います。
東日本大震災で犠牲になられた方のご冥福をお祈り致します。
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