失敗しないシニアの方の住み替えポイント「その4 共感脳(?)力」
住み替えは、基本的に女性が男性より上手くいくと言われています。
なぜでしょうか?
それは、学校、自治会、一般世間とのツナガリが多いのが女性と言う点から理解できます。
美味しいパスタ料理のお店、激安スーパー、エステのキャンペーンなど、およそ男性では「どうでも良いこと」と思うような街の情報を知っています。
普段から女性の方は、おしゃべりが大好き。
女性同士のランチタイムを、よ〜く観察してください。
脳科学者ではないので、専門的な説明はできませんが、女性は男性より右脳が発達していると本で読んだことがあります。
「共感」
「感動」
「表情」
介護や医療現場で、今でも女性が活躍しいるのは、このような要素がとても豊かだからです。
新しい街に移り住んでも、この能力をフルに活用し早くなじむ、それが女性だと思います。
こう考えると、夫婦の場合、移り住む際の主導権は奥様に譲りましょう。
男性の単身の場合、さてどうしましょう?
やはり、街のサークル活動やボランティア活動に積極的に参加してみることです。
男性の皆さん!決して気取らないこと。
それと、やはりどんな仕事でも良いですから、働き続けることが男女問わず必要です。
働く場所があれば、心がけ次第で新たな人間関係が築きやすいものです。
女性脳
右脳
共感できる能力=共感脳力が高い人は、住み替えに成功する確率が高いように思います。
失敗しないシニアの方の住み替えポイント「その3 上から目線」
今朝もお電話で、シニアの方から住み替えのご相談を受けていました。
最近では、ご自身がネットで住み替え先を検索をして調べる方も増えました。
さて、今日のポイント。
「上から目線はダメ!」
住み替えをする場合、当然それまでの生活環境や仕事などの経験・知識を基準に考えようとします。
基準が「現在の自分」だということですね。
でも、住み替える先の生活環境下では、初心者です。
反対に、「いろいろと教えてくださいね」という立場だと考えましょう。
住み替えに限らず、転職のことを考えてみても同じです。
転職に失敗する方の多くは、前職の経験値を基準に「物申す」タイプ。
どんなに地位が高い方、経験が豊富な方でも、もともとから暮らす住人にとっては、その地域では必要としない知識・経験も多いものです。
それでも、超高齢社会。
必ず役立つ経験や役割は、住み替え先にあります。
それは地域住民が望むこと、これが基準となります。
「上から目線」で「指導者」ぶっていませんか?
まずは、その地域の歴史から勉強し、そしてあなたから心を開いて住み替え先の地域住民と会話を始めてください。
FPジャーナル日本版12月号に、「空き家問題」について私のコメントが掲載されました!
日本FP協会発行の月刊誌「FPジャーナル日本版2014年12月号」に、私の取材を受けたコメントが掲載されました。
内容は、今の日本中で起きている空き家問題について。
私の仕事の一つに、空き家の管理があります。
この対策と解決には、時間がかかります。
まず歯止めとなる対策の一つは、現状より空き家の老朽化が進み危険家屋にならないように見守る、「空き家管理」です。
医療費の抑制策として予防が大切であること。
あるいは、平素から口腔ケアが万病対策として有効であること。
マイカーも、日頃のちょっとした手入れで長く乗り続けることができます。
家も同じこと。
目視だけでも、家で進みつつある老朽化を発見できます。
特に空き家に関して言えば、その多くは「少子高齢社会」と「東京及び地方都市への人口流出にともなう人口減少」によるものでしょう。
ですから空き家管理は、不動産管理という表面上の話だけではないと言えます。
相続という法律が絡む話し合い、税金相談、資産管理、その地域での不動産活用策など、多くのブレーンを必要とするものです。
慎重に相談窓口を選びましょう。
離島などの中山間地域で窓口となるのは、やはり市町村の行政機関です。
残念ながら、不動産会社でありません。
空き家バンクをつくり、地道に活動してきたのは行政サイドの窓口でした。
現在では、効果も現れ徐々に空き家の有効活用・処分が決まっているようです。
民間の不動産会社だけでは限界があるのが、この空き家問題だと私は考えています。
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