島根発、ヘルスケアビジネス創出支援事業ワーキングに参加しました。
5月28日に松江市で開催された、「第2回ヘルスケアビジネス創出支援事業ワーキング」に参加をしました。
10年来お付き合いただいている、高齢者向け介護事業会社の社長さんに同行する形でした。
中山間地域に限らず、都市部でも郊外の住宅団地、旧市街地と呼ばれる町なかは、不便な暮らしという住環境となってしまいました。
これらは、明らかに「高齢社会」の遺産でしょう。
このワーキングに先立ち、経済産業省の方のある話が強烈な印象として残っています。
「高齢社会」の問題より、人口減少社会の住環境・仕事(商売)への影響の方が深刻、ということ。
人口減少とは、「リアルな対面顧客」が減ると言い換えることができます。
少子化対策の効果が出るにしても、今からおよそ20年先になります。
私も宅建業を営んでいますが、おそらくこれまでのような仲介や売りという単純な商売は成り立たないと確信しています。
20歳〜30歳台という比較的に若い方のマイホーム取得率も、およそ30%台だそうです。
これから先増え続けるのは、高齢者やシニア層です。
この変化に対応するべき仕事を創出すること、それが「ホームサポートサービスしまね」の役割です。
空き家と「とりあえず症候群」その2
悲しい別れ。
肉親との別れ。
いつか必ず来る親との別れ。
「この家のことなんだけど、今は考えがまとまらないから、とりあえず空き家のままにしておくと言うことで良いね。」
「そうね、ゆっくり考えましょう。こっちに先祖のお墓もあるし・・・。」
相続が始まった時点で、今は亡き主の住まいは、「空き家」という不動産へ。
「ここにいる兄弟(姉妹)も、みんな外へ出てから長くなったよな。」
「ところで、この家の中にある大切なものって何?どこにあるの?」
「大切なもの・・・???どこに・・・(-_-;)」
「生前に聞いておくべきだったわね。」
「確かに、長く帰っていなかったから、家の中のことも、近所のことも分からないことだらけだな〜。」
「とりあえず、ゆっくり調べてみようよ。」
とりあえず、は結論を伸ばす合言葉です。
このまま空き家の状態が長く続きますと、あっという間に「家の傷み」が進みます。
庭木や雑草などは、これから夏にかけて、ひと月も経たないうちに伸び放題です、本当に・・・。
防犯上も悪いですし、またご近所さんへの印象も悪くなります。
いざ売却する時、土地の境界の立会に非協力的となることも考えられます。
相続人さんたちが、遠方で暮らす場合、たびたび帰省するにも費用が掛かります。
固定資産税も、相続人が払い続ける義務があります。
やはり長く空き家の状態にしておくことは、出費がかさむことが多くなる場合が多くなります。
生前に、住んでいる家の現状、あるいは重要な書類の所在、資産、近所との関係など、少しずつ整理しまとめておくこと。
そして相続後の家をどのようにするのか、前もって話し合っておくことは、空き家の期間を短くでき、無駄な費用を抑えることができます。
実はそれでも決めかねる場合が多く、空き家は今後も増え続けると思います。
私のような専門家に、管理を含めて相談してください。
できることなら、生前に家族で話し合いを持つこと。
定期的に暮らしぶりなど、困ったことがないかサポートしながら、話をまとめ相続時の計画を立てることも私の仕事として行っています。
高齢社会に必要な仕事として、「とりあえず症候群」から、いち早く次のステップへご家族を導くのが私の使命だと考えています。
空き家と「とりあえず症候群」
おはようございます。
今日は蒸し暑い一日になりそうですね。
こんな日、一日することの区切りがついて一段落したときに、「とりあえず症候群」が、つぶやきを始めませんか?
お酒好きな方は、「とりあえずビール!」
オジサンですと、「とりあえず枝豆!」がさらに加わります。
甘党なら、「とりあえず別腹用スイーツ全部!」
珈琲党なら、「とりあえずスタバ!」
日本茶党なら、「一杯飲んでも煎茶!」
この「とりあえず症候群」には、思わぬ出費という落とし罠が隠されています。
「空き家」の所有者にも・・・。
続きは次回。
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