2021/09/30 23:00:51

その時ぼくはどんな決断をするのだろう

どんな交渉でも落としどころがあります。僕の大好きなクラシックカーディーラーズの交渉担当のマイクも落としどころを絶対に見誤りません。まま、見誤ったケースは番組にならなかったのかもですが。今、手がけてる松江の土地。その前面道路側のほぼ真ん中に立っている電柱について、僕と母はNTT側と交渉を重ねてきました。今日の昼、母から、西日本電信電話株式会社島根支店の人と話をした、詳しいことはわからないので、NTTフィールドテクノのN氏から電話させると言われた、とラインに連絡が入りました。僕は頭にきて、「こっちで契約書書くからって言って」と母に返しました。ですが、夕方母からラインが入っていて、NTTフィールドテクノのN氏の上司と言われる人と話をしたこと、中途半端な金額は利息をつけたゆえであること、気分を害する工事名がかかれた欄を空白にすること、無意味(結局「継承」は土地の承継の意味だったとのこと)だった特記事項等の欄も空白にすること、書式は全国統一であるのでこれで勘弁して欲しいと言われたこと、これらの説明を受けて「それで良い」と承諾したこと、が書かれていました。僕も、そこが落としどころのような気がしました。今回の落としどころを作ったのは母だったと思います。僕なら、無駄にこじらせていたかもです。ちょっと母を見習おうと思いました。


あっ、そうそう、昨日だったか、Kさんは、周囲のひとの評判は悪いが、僕は好きだ、という話をしました。実は、好きなだけでなく(あっ、おっさんですよ、60過ぎの)、尊敬もしています。一度、こんな話をしてくれたことがあるんです。僕が「Kさんって、いろいろ知ってはるし、慎重だし、なんでこの位置なんですか」と聞いたことがあるのです。まあ、失礼極まりない質問です。そのとき、Kさんは、僕の失礼をなじるでもなく「この仕事って、今でこそ、家庭の事情とかを全く斟酌せずにはるか遠くに飛ばされるなんてことはなくなりましたが、ちょっと前までは、結構非情な転勤辞令があったんです。で、自分にもそんな辞令があったんですけど、その時、子供が小さくて、「お父さん、お父さん…」って言ってくれる年頃で、こんな貴重な時間は何ものにも代えがたいっておもって、その辞令を蹴ったんです。それ以来、出世は望めなくなりましたね」となんか、誇らしげに話してくれたんですよね。で、この火曜日にKさんにその話をしたら、「そうそう、子供と遊びにいくために買った車が、子供が中学生になって、友達と遊ぶようになってからは、2回ほどバッテリーあがっちゃったんですよ」とこれまた、なつかしそうに話してくれました。僕は、Kさんが、家族と過ごす時間を尊重したという事実以上に、出世を手放したことに関して全く後悔してなさげなところに魅かれるのです。ちなみにうちの兄は、2人のかわいい娘が一番かわいい時期に、ずーっと外国に単身赴任していました。みなさんはそんな選択を迫られたことがありますか。その時どんな選択をされますか。






2021/09/29 22:51:28

必殺の…

大学を卒業し、社会に出て、職を転々としながらも30年ほど仕事をしているといろんな人に出会います。その中でも特に面白いのがKさんです。Kさんは、周りの評価は良いとは言えません。その理由は、話が前に進まないからです。阿吽の呼吸で泳ぐように仕事がしたいと思っている人がよくいます。そんなひとには特に評判が悪いです。例えばこうです。Kさんに確認をとって仕事を進める必要のある人がいたとします。その人が、「これこれこういうことがあったので、こうしたいと思うんですが」と言うとKさんは、「根拠は?」と言うのです。めんどくさくなってきてその人が、「これこれこういうことがあったので、こうしときました」と言うとKさんは、「なんでですか?」と言うのです。言われたひとは、いーっ、っとなるのでしょう。その気持ちもわからなくもありません。でも、自分はこの人のこういうところが、全くと言っていいほど気になりません。自分自身が常にそれをする根拠はどこにあるのか、なぜするのか、を決めなければ動けないタイプだからです。自分ももちろんKさんに「根拠は?」とか「なんでですか?」とか言われたりします。ですが、即答しているので、これらのやりとりでリズムが乱されることが一切ありません。Kさんは、僕の周囲の、「自称仕事のよくできる人達」からはよく失笑を買っています。まま、僕もお付き合いで微笑んでしまっているので、心の半分ではKさんに悪いなあとは思っています。ですが、もう片方の心の半分では、いやいや、あなたたちが答えられない質問をぶつけられて逆恨みしているのでしょう?と思っています。で、その人が、昨日、たばこを吸っていたので、「あれっ、Kさん、たばこ吸ってはりましたっけ?」と聞きました。すると、「うーん、ずっと止めてたんですけどね、体調崩して、たばこ始めたんですよ」と言われたのです。「ええっ、逆ちゃうんですか?」と聞きますと、「えっ、精神科って、たばこ吸ってるひと多いんですよ。たばこ吸ったら気力がでるとかあるんですよ」と言わはるのです。わからないでも、ありません。ニコチンは神経毒ですので、おそらく脳のどっかがラリッているだけなのでしょう。ですが、同じ思考がぐるぐる回って苦しいときは確かにあって、その連鎖をニコチン毒でぶったぎるといい具合に思考がつながるのでしょうね。それでもやっぱり、ニコチンは脳細胞を壊してるだけです。かつ、依存性もあるので、できることなら、やめて欲しいです。てか、僕は経済的理由で吸わないですけどね。


でも、僕も嫌なことが無いわけでは当然ありません。今日も2つ嫌なことがありました。1つはここで聞いてもらってすっきりします。


昨日、母が、僕の勧めに従って、総務省※※総合通信局といって、電気通信事業者とのトラブルに関して相談に乗ってくれるところに電話したというのです。で、自分の名義の土地に、電柱が建てられている、通常、土地使用のお願いとそれに対する承諾があって建てられると聞いた、自分はなにも聞いていない、これってどうなんですか?とその通信局の方に聞いたそうなんです。そしたら、「そんなん、あなたから言わないと、NTTは契約の相手方が死んだってわからないでしょう?あなたがNTTに行けばいいだけです。」と言われたというのです。母にその担当者、名前聞いた?といって聞いて、今日、その通信局に電話したんです。


「Hさんおられますか」


「今日は非番です。昨日のご相談の続きなら、所内で共有してますので、よろしければお聞きします」


「昨日、うちの母がこちらのHさんに「そんなん、あなたから言わないと、NTTは死んだってわからないでしょう?」って言われたんです。あなたも同じように思われますか?」


「NTTが被相続人様の死をですか?うーん、わからないような気もしますが」


「銀行マンが朝一番にする仕事ってご存知ですか?」


「知りません」


「新聞の訃報の欄を見るんです。死んでる人にお金が振り込まれても、死んでる人の口座からお金が引き出されても後々大変面倒なんで。」


「契約者の方が亡くなられたら振り込めなくて返ってくるから、亡くなられたことがわかりますね」


「そうです、1年に1回振り込まれるので、遅くとも死んで1年程後にはNTTは気付くんです」


「でも間違ってたとはいえ、そっちには振り込まれていたんでしょう?そっちの人がNTTさんに言わなかったとか」


「当然そういう推測はできるんですでもそれはNTTの理屈であって、こっちにそれを言われても困る」


「正当化する理由にはなりませんね」


「でですね、私たちがなぜあなたがたのところに電話するかおわかりですか?あなたがたがNTTの監督官庁だからです、仲介してくれゆうてるんちゃいますよ。NTTがこんなにだらしないことをしてるんでなんとか言ってやってくださいって言いたいだけなんです。でですね、電柱のための土地使用承諾書見られたことありますか」


「いえ」


「承諾者に対して貴方が土地を売るときは買主の説得をよろしくって書いてるんです、そういうNTTの勝手を監督官庁であるあなた方から指導してくれ、って言いたいんです」


「どういうことが書かれているか知らないのでなんとも言えませんが」


「そうなんです、知らないなら知らないって言ってくれていいんです。ですがHさんの場合は、自分の私見を母にぶつけたんです。監督官庁たるあなた方からNTTのいいかげんさを追認するようなこと言われてどう思うと思いますか。母はHさんに「えらいNTTよりやね、」って言うたそうですが、裏で手をくんでるんちゃうかって思って具体的な話しようにもできへんやないですか。」


「まあ、相続人に申告の義務があるかっていわれると、そうじゃないこともあるかとは思います。」


「とりあえず、Hさんの発言を取り消してもらえませんか」


「いえ、私もはじめて伺ったことばかりで一度勉強してから…」


「わかりました、とりあえず、僕がお話しさせて頂いた担当の方は、相続人が行くべき、とは言わなかったとだけ、母に伝えます」


といって電話を切りました。このほかにもいろいろぎゃんぎゃん言ってしまったのですが、この担当の方は賢かったです(上からですみません。学力的には確実に僕が下です)。ここを、こう言われたら、こう言える、って場面で、ことごとく「知らない」って言うんです。この質問は危ないっていうのが本能的にわかるんでしょうね。なので、こっちは怒ろうにも怒れない。答えももらえない。フラストレーションたまりっぱなしでした。


嫌な事1つ目はこんな感じでした。それほど凹むことでもなかったかもですね。聞いて頂いてスッキリしました。


ですが、もう一つの方は、多分ですがみなさまには伝わりません。己の小ささと言うかひがみ根性というか、からくる930ヘクトパスカル級のどすぐろい渦巻きです。でも、僕にはタバコがありません。


で、どうするか、


屁こいて寝ます。






2021/09/28 23:43:17

巧妙な罠

もし何を書いてるのか知りたいと思って下さった方がおられたら、過去記事の、9/6「疲れた〜」、9/17「後日談」、9/27「後日談2」を参照頂けると嬉しいです。NTTフィールドテクノのN氏が送ってきた電柱の「承諾書」の話です。「後日談2」の3段落目でその「承諾書」の「特記事項等」の欄に、祖母から母への「継承」と書かれていて、なんじゃこりゃ、という話をしました。おそらく他意はなく「承継」と同じ意味だろう。にしても「承継」が、旧承諾者の地位を承諾っていう意味なら祖母の意思表示を示す文書を示すべき、土地を承継っていう意味なら、「特記」に書く意味はない、と書きました。ですが、世にも恐ろしい意味でした。この「特記事項等」の欄の上に小さい文字でこんなことが書かれていました。



「2.設備の設置期間および変更等について」とあり、(2)土地等の譲渡等により所有者が代わられる場合や土地種別の変更など、承諾内容に変更が生じた場合はお手数ながら下記連絡先までご連絡頂きます様、お願い申し上げます。なお、所有者様が代わられる場合は、新たな所有者様へ本承諾書内容について継承していただきます様、お願い申し上げます。と書かれていました。


どういうことかおわかりでしょうか。母は、最初僕の所に電話してきて、「あかんわ、やっぱり書いてる、こっちが言わなあかんみたいや」と言いました。そして、上の文を読んでくれました。「あんな、それなうちらには、あてはまらへんねん、よう言うてくれた、やっと「継承」の意味がわかったわ。まず、その「譲渡等」の中に「相続」が入ると思う?」「うん、そう思ってんけど」「これってな、契約やねん、NTTとお客様の契約やねん、だから土地がそのお客様から別の誰かに売られたらその人には主張できへんねん、でもNTTはずっと使いたいやろ?だから、「他の人に売るんはええけど、その人もNTTに今まで通り貸さなあかんよってあんたが説得せなあかんよ」って言わば脅しとんねん。単なる債権やのに約束に物件的効果を持たせようとしてんねん」「じゃあ、お母さんの次に買う人もNTTに従わなあかんってこと?」「そこまでは無理。そやけど、説得をこっちの義務にしようとしてんねん。ただな、今回のうちらの話とは全く別。だって「私これから死にますんであそこの土地NTTさんに貸したってな」って言うか?」「ははは、まあそうやな。」「だから、「相続」は「譲渡等」の中に入らへん。百歩譲って入るとしても、おばあちゃんが承諾してたって示さなあかん。なんで「継承」なんてけったいな言葉使うんか思ったら、「今回のお客様の承諾は、従来のお客様側の義務の履行によるものです」って言いたいがための「特記事項等」への記入やったんや。自分らが間違えとっただけやのに」と言いました。 これでサインしてたら、危うく、あんた、「継承」に同意してるやん、従来からの契約に同意してるやん、と言われるところでした。


今日は、仕事でもちょっとハードだったので、一日中、アドレナリンが垂れ流し状態(ん?違う)でしたが、こういう嬉しいこともありました。


 完成〜






会社概要

会社名
深沢まち企画事務所
カナ
フカザワマチキカクジムショ
免許番号
大阪府知事免許(1)62751
代表者
北村 哲人
所在地
5690035
大阪府高槻市深沢町1丁目18−8
TEL
代表:072-655-4236
FAX
代表:072-655-4236
営業時間
18:00〜21:00
定休日
年末年始、お盆
最寄駅
阪急京都線高槻市
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バス停名京阪バス 深沢分
バス停歩3分
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