2024/01/25 12:57:12

私について #404(地球乾燥化?)

2024年の冬は暖冬なのかそうじゃないのか、今一つよくわからない日々が続いている。実感としては、今年は年初から冷たい北西の季節風が吹く日が少なく、日本海側や山間部では雪不足が続いていて、スキー場は顧客を呼び込むことができない状況が続いていたし、関東地方は冷たく乾燥したからっ風が吹くことが少なく、連日暖かい日が続いた。ここにきてやっとかなり強めの西高東低の気圧配置となり寒さが戻ってきた。ここ数日は特に中部地方で大雪が続き、高速道路を中心に交通が遮断されてしまったり混乱が続いている。


ユーラシア大陸東端に浮かぶ日本列島は、その国土の形状もあって世界でも珍しい気候を呈している。日本には春・夏・秋・冬と四季があり、季節ごとに列島は美しい姿に包まれる。春は冬に降った雪解け水で山々は緑に包まれ、平地には山から豊かな水が川により運ばれてくる。初夏は梅雨前線の影響で多くの雨が降り注ぎ、7・8月の灼熱の夏を水不足にならないよう国民を守ってくれる。秋にはやはり秋雨前線が活発化し、夏に使用した大量の水をまたダムに運んでくれる。冬になるとユーラシア大陸北部で組成された寒気団が、日本列島の南を移動する低気圧に向かって季節風となって日本海を超え、そこでたっぷり水分をため込んだ季節風が列島中心にある山岳地帯にぶつかり雪となってまた大地に水をもたらしてくれる。世界的な異常気象は日本でも避けることはできず、時には大雨や大雪で人々の暮らしに悪影響を与えることが増えてきたが、それでも日本は世界でも稀に見る水資源豊かな国である。我々はそれは普通のことと思っているが、世界では蛇口をひねり出てきた水を飲める国はそれほど多くは無い。


昨年は梅雨前線、秋雨前線の活動が弱く、雨の降らない灼熱の日が多く続いた。ニュースでも夏場、貯水量の少ないダムに関するものが多く流れていた。北海道・本州・九州とゴルフ旅行に行ったが、いずれの地も降水量が少なくゴルフ場の芝生が茶色に焼けた姿を見せていたのが痛々しかった。今世界のいたるところで乾燥化が進んでいる。50年前には世界第4位の面積を誇った中央アジア西部にあるアラル海は降雨量の低下で1/5の規模まで縮小し砂漠化が進んでいる。中東の死海も大幅に水位が低下している。森林伐採で南米アマゾンの降雨量が減少し熱帯雨林の保水量が大幅に低下している。穀倉地帯である米国中西部も降雨不足でトウモロコシ生産は不作となり飼料生産が落ち込み、日本の養鶏、酪農家にとってとてつもないダメージを与えている。水が人類の命を支えるため不可欠であることを再認識する必要がある。





2024/01/06 17:44:31

私について #403(2024年初頭)

新年を迎えることは日本人にとってとても神聖なこと。とりわけ、2024年1月1日は、日本の暦に古くからある吉日の一つであり、一粒の籾が万倍にも実る稲穂になるという「一粒万倍日」、四季ごとの吉日で天がすべての罪を許すという「天赦日」、天からの恩恵を受けられるという「天恩日」が重なる最強開運日だったので、多くの国民が期待に胸を膨らましていたはずだったが。


2024年1月1日16:10頃、石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生、石川県志賀町で最大震度7を観測、その後数日震度5程度の揺れが能登地方を襲い、2週間ほど過ぎた現在でも揺れは収まっていない。震源が浅く、場所によっては土地の隆起が起こったこともあり、ニュースを見ている限り家屋・道路など陸上にあるすべてのものが元の形をとどめないほど歪んでしまい、住民は自宅に戻れず、道路が多くの場所で寸断されているため被害者救助も未だに行き届いていない。真冬の北陸地方で起こった災害では、寒さの中感染症が広がり始めるなど避難している人たちを一層苦しめている。


2024年1月2日17:47、羽田空港で新千歳空港から向かっていた日本航空516便が着陸した直後に海上保安庁の航空機と衝突し、海上保安庁機に乗っていた6人のうち5人が死亡した。一方、日本航空機には乗客367人・乗員12人、あわせて379人が乗っていたが、乗員による的確な誘導と乗客の冷静な行動により、けが人はあったものの一つの命も失うことなく脱出することができた。これは世界中のメディアにおいて「奇跡だ」と称賛されている。ただ、海上保安庁機は能登半島地震被災者向けの救援物資を積んで新潟空港に向かう予定だった、とのことで胸が締め付けられる思いがする。亡くなられた5名の方々のご冥福を祈ります。


ところで、能登半島地震後、倒壊した家屋での窃盗が横行しているとか義援金詐欺に注意とか、聞くに堪えない話が出てきている。世界各国から寄付など救いの手を差し伸べてもらっている中、国内では人の財産をかすめ取ろうとする人間がいることはとても恥ずかしいことだ。






2023/12/11 12:15:59

私について #402(創立75周年記念式典)

1947年に創立された東京六大学準硬式野球連盟。2023年12月9日、創立75周年記念式典が開催された。本来であれば2022年が75周年であったがコロナ禍で一年延期し今年その記念行事を実施することとした。その実行委員の一人として開催準備にかかわってきたが、開催にあたって昨年コロナ禍で6つの大学で様々な議論を重ね延期することを決め、その後一年間周到に準備を進めてきたが、最終的に各大学合計で260名のOBOGが参加し、ご来賓を含めると300人ほどの式典となり、盛況の中終了することができた。昨今、老若男女を交えた式典などの開催で人集めをすることは簡単なことではなくなってきているが、今回は老いたOBたちの声掛けに若手OBOGが答えてくれて、想定以上のOBOGを集めることができた。そしてこの行事を無事に終えることができほっとした。実行委員というと若い人が中心になって活発に動き回って進めていく、というイメージがあるが、当該連盟に関しては60代から上の比較的年齢の高いOBが主体的に動かざるを得なく、それはそれで気苦労の多い開催までのプロセスとなったが、盛会で終了したことですべて佳しとなった。


ところで、今に始まったことではないが、政治家の開催する行事というものはお金に絡むきな臭い話が多い。お金をたくさん集めた政治家にはお金が還流するという仕組みがあるようだが、お金を出した人・団体・企業からすれば、それは違うだろ、という感じになるに違いない。もともとルールがあるのに、お金の出入りを記載しないとか何に使ったか記録するとか、彼らの常識ではそんなことはどうでもよいことなのかもしれない。幸いこれらのお金は「献金」なのだから税金ではないのが救いだが、いろいろな意味で税金も怪しい使われ方をされているのだろうとうがった見方をしてしまうのは私だけだろうか?






会社概要

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グランド・プラン
カナ
グランド プラン
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代表:03-5738-7028
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