2012/07/23 15:48:17

私について#68 (イグアスへの旅)

南米は日本から見ると地球の裏側、日本からは西回りで行こうが、東回りで行こうが、乗り換え時間を入れれば25時間程度かかる。しかし、そこに、行きたいところがあれば、とりあえず、そこに行くことを考えるのが自分の旅に関する、事の進め方である。


2009年7月、日系航空会社のマイレージがかなり残っていたこともあり、ブラジルに行くことにした。当時は、成田からニューヨーク経由サンパウロ行の便があったため、それを使うことにした。ニューヨークでのトランジットが2時間ととてもスムーズな行程だったので、とても快適なフライトであった。目的地は、ブラジル・アルゼンチンにまたがる大瀑布、イグアスの滝と2016年、オリンピックが開催されるリオ・デ・ジャネイロだった。


イグアスへは、サンパウロから1時間程のフライトで到着した。ブラジルにおいて季節は冬であったが、地域的には熱帯地域であるので、逆に快適な気温の中、観光することができた。イグアスの滝はブラジル側・アルゼンチン側の両国から観光ができる。ブラジル側からは、いくつかに分断された大きな滝を散策しながら見ることができ、アルゼンチン側では、鉄道や遊歩道を使ってジャングルを歩きながら、「悪魔の喉笛」と呼ばれる、馬蹄形のイグアス一番の大瀑布を見ることができた。また、ここのハイライトとして、ボートに乗って滝に接近することができるのだが、それがまた大迫力。操縦士は出来るだけ滝つぼに近づき、乗客に滝の迫力を伝えようとするのだが、とにかく乗客は全員水浸しで、特に女性陣はとてもセクシーな姿になってしまっていた。ヘリコプターツアーもあり、そこからはあたりの熱帯雨林と灌木地帯を見下ろすことができる、それはそれは素晴らしいものだった。


イグアスからリオ・デ・ジャネイロは1時間半程のフライト。自分は1997年に仕事で行ったことがあったが、とても美しい街なので、家内に見せるために再度訪れた。砂浜と海に迫った岩山の景色が独特でとても印象に残る街である。コパ・カバーナビーチやコルコバードの丘にあるキリスト像がとくに有名だが、自分的にはその立体的な街の風景自体がとても好きだ。


ブラジルは、豊富な資源を持つ新興国であり、現在、国民の所得も増加しており、今後、中産階級の人口が急増していく、これからの国だ。国民の平均年齢は30歳割れ。日本からの移民が多くいて、多くの人は尊敬されており、差別観はあまり無いバランスの良い国だ。日本は経済が好調な頃、ブラジルから沢山の労働力を受け入れていたが、今の日本の経済状況だと、今後、彼らにとっては、日本はもう魅力のある国ではなくなってしまうかも知れない。


























会社概要

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グランド・プラン
カナ
グランド プラン
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