2012/12/23 13:21:40
私について#99 (絆)
12月22日のNHKスペシャルで、新政権を担う自民・公明両党の幹部が大学の教授たちを相手に、今後の国家運営についていろいろ問われ、それに対する新政権の考え方について語っていた。
経済再生(デフレからの脱却)・復興・隣国との関係改善等、一つも放ってはおけない難しい課題について議論がなされていた。大学教授や解説員は押しなべて、これら課題に対して、両党幹部に対しかなり突っ込んだ質問を浴びせていたが、それに対して、両幹部はしっかりとした対応をしていたように思う。両党で圧倒的な国民の支持を得たこともあってか、厳しい突込みに対しても、迷うことなく回答していた姿は、自分は支持をしていたわけではないが、政権交代が起こって当然と言う、貫録も感じた。
今この国が直面している課題は、目先の課題以外にも、とても深刻なことがいくつかある。他の先進国に比較し、より早く人口減少を経験している中で、どうやって社会福祉システムを維持していくか。一部の年齢層に富が偏っている社会構造をどう変えていくのか。積み上がっていく財政赤字をどうやって埋めていくのか。
政府は何でもできるスーパーマンではないし、お金も無尽蔵に持っている訳ではない、と自民党幹事長は言う。その通りだと思う。我々国民はそれを認識する必要があるし、政府に対し物言うのであれば、それに伴う痛みを分かち合わなければならない。政府に対して注文ばかり言ってても何も始まらない。国民と国家の絆もとても重要だ。
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