2013/08/28 18:10:27

私について #135 (辛い現実)

2008年7月、ロンドン駐在の最後を飾るべく、夏休みに自分のとても憧れの地であった、シリア・ヨルダンの旅に出かけた。シリアの首都ダマスカスはとても古い歴史を持つ街で、一部は世界遺産に指定されている。古代ローマ時代からの遺跡、十字軍の遺跡、オスマントルコ時代の遺跡、旧市街と威厳のあるモスクと、街を散策していると世界でも類を見ない歴史のある街であることが理解できる。スークを歩けば、目が大きく鼻の高い美形の男女が楽しそうにしていたのが思い起こされる。自分らの宿泊した宿は、旧市街の中にあり、その宿の入り口は、くぐり戸のような高さの低い木の門をかがみながら入るような感じの建物であった。石造りの重厚な建物の中に入ると、そこは吹き抜けになったロビーがあり、如何にもイスラム的な雰囲気を醸し出していた。チェックインする際、気さくなご主人が日本人である我々を快く迎えてくれてダマスカスの観光についていろいろアドバイスをくれた。そして、そのご主人曰く、私はこの宿を日本人観光客に利用してもらいたい、と言っていたのが印象的だった。

そのシリアの内戦において、政府軍はサリン等化学兵器を使用した可能性が疑われている。以前から化学兵器使用の恐れが言われていたが、いよいよ、ほんとにそれを使用したようだ。権力を保持するため同じシリア人に対し化学兵器を持って、抗戦する大統領。過去数々の内戦を遠目に見てきたが、このような残忍な権力者はいなかったのではないか。

シリアのこの情勢を見て、米国の軍事介入の準備が進められているとのこと。米国は友好国との調整を急ぎ、水面下では、シリア側にいるロシアに対しても何らかの根回しをしているのだろう。過去たびたび軍事介入で、数々の非難を浴びせられてきた米国であるが、シリア情勢に対し、やはり、黙ってはいられないと言うことなのだろう。シリア国民の生命が脅かされている中、米国の軍事介入に期待するしかないのか。どういう形であれ、今後も罪のない人たちの命が奪われていくのは避けられないことだろう。

恐れおののいて生きている人たちが多くいる、美しい街並みが破壊されているシリアのことを考えるととても辛くなる。





2013/08/14 16:46:31

私について #134 (待ったなし)

世界最悪と言われる財政状況の下で、国際的には低水準の消費税の増税が不可避であることは多くの国民が理解している。国内総生産(GDP)の2倍、つい先ごろ1000兆円を超えた、と言われる債務が有りながら、長期金利が低水準にあるのは、日本にはなお担税力があるとの市場の信頼に基づいている。いずれ必要と誰もが理解している増税が、長い混迷を経て国会決議されたにもかかわらず、再び方針がぶれるようでは国際的な信用にかかわる。見直し論の根拠は増税による消費水準の低下が、デフレ脱却に悪影響を及ぼすとの懸念であろう。だが、消費は年々の所得ではなく、生涯に安定的に見込める所得水準によって決まる。増税を延期しても、それがいずれ実施されることがわかっているので、延期による消費下押しを緩和する効果は大きくない。しかも、消費税はすでに周知されて、消費行動には織り込み済み。住宅など駆け込み需要で活性化している産業もある。円安、株高等を通じて景気回復の期待に働きかけるアベノミクスの政策の効果が実証されている中で、いったん決定して期待に織り込まれた政策を変更するのは、その否定に等しい。政府の役割は、国民が将来を正しく予想して、誤りなく行動できるような枠組みを整えることである。朝令暮改は国でも企業でも組織の勢いをそぐ大きな要因であり、大組織になるほど悪影響は大きい。消費増税の是非を検討する審議会をつくること自体が疑心暗鬼を生む。もともとデフレ脱却は金融政策の課題で、財政政策や消費動向とは直接関係がない。仮に消費が一時的に低迷し成長率が下がったとしても、金融緩和を継続すればデフレ脱却に支障はない。いったん約束した国際公約の不履行による、国債の信認低下の方がはるかに深刻な影響を与える。20年間低迷してきた日本経済の活力を取り戻すには、それに匹敵する長期的視野が必要である。国民が支持した、「期待にかける政策」を、一時的な事情で踏み外して大きな道を誤ってはならない。

上記は2013年8月14日付「大機小機」。とても簡潔明瞭に書かれている。困難な局面に陥ると、先送りを繰り返し失われた20年を経験してしまった日本国と自分ら国民。財政再建・エネルギー確保、いずれも待ったなしの状況。覚悟を決める必要がある。





2013/08/09 13:09:57

私について ♯133 (今は昔)

夏は暑いものだ、と強がってみても、やはり自分にもこの暑さはこたえる。ここ数年ホットヨガを続けているせいで、代謝がとても良くなり、若いころに比べてとてもたくさん汗をかくようになった。年を重ねてきて、結石ができやすい体質になったこともあり、ここ数年は積極的に水分を取ることを心掛けていることも、大量に汗をかく理由かもしれない。ニュースでは連日熱中症注意の警告が出されているが、自分の若かりし日を思い起こしてみると、水分の取り方に関しては、昔と今はずいぶん変わったな、との印象がある。

学生時代、野球をやっていたが、その頃は、運動中に水分を取ることは良くない、とされていた。水を飲むことにより、胃に水がたまり、激しい運動をするとおなかが痛くなると言われていたからだ。だから、ランニングから始まり2時間〜3時間の練習中、水を飲むことは無く、練習終了後、屋外手洗い所に駆け込み、蛇口から出てくる水をがぶ飲みし、オー今日も頑張ったぞ、みたいな一つの鍛練を終えた満足感に浸っていたことを思い出す。

ところで、盛夏の中、日本各地の水がめが危機的な状況に陥っている。山を多く抱え、四季の有る日本は、世界的にみて水は豊富にある国であるが、今年は事情が違うようだ。皮肉なことに一部の地域では、局地的な降雨で水害が起こっている一方、列島全体のバランスを見ると、水不足はかなり深刻な状態と言える。節水を心掛けると同時に、バランスの良い降雨を期待する。




コメント一覧

No.10138 Grande Plaineさんのコメント 2013/09/17 16:25:31
ナイキ様
お気遣いのあるコメント有り難うございました。これが私の唯一のブログでございます。

No.10133 ナイキさんのコメント 2013/09/17 7:44:27
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