2014/08/23 13:58:22

私について #173 (アメとムチの活用)

住宅資金贈与非課税枠拡大。国土交通省は2015年度の税制改正で非課税枠を現在、省エネ・耐震住宅1000万円を3000万円、一般住宅500万円を2500万円に引き上げることを目指し財務省と調整に入る。この制度は2016年度、2017年度にかけ段階縮小するものの、ここ数年の教育資金贈与の非課税枠に加え、新たに住宅資金贈与の非課税枠拡大の検討はかなりのアナウンスメント効果があると予想される。国の金庫番である財務省は肯定的ではないようだが、業界人としてぜひこの非課税枠の拡大は成し遂げていただきたいと思う。


2015年1月からの相続税基礎控除枠の圧縮による実質的な増税、そして今回の贈与税非課税枠の拡大。政府は「アメとムチ」を振り回し、民間に眠っている大量の資金を動かそうと必死になっている。先の消費増税以後、7月以降の景気動向は政府が期待している程戻ってきていないというようなメディアからの報道に押されている上、日銀総裁も「自分のやり方に間違いは無い」と、いじっぱりおやじみたいなコメントしか出してこないし、政府自身の成長戦略と言われるものも全く実態が見えないし。そんな中、政府としても即効性のある景気刺激策を出さないといけないと思ったのだろうか、またしても贈与税非課税枠拡大を「伝家の宝刀」としてきた。


預貯金だけでも800兆円あると言われる個人資産。その多くは65歳以上の中高年が保有していると言われている。その一方、自分を含めた年代より若い世代はあまり資産を保有していない。残念ながら、富という物は万人にもたらされるものではなく、一部のところに偏ってしまうのだが、いずれにしても、それら眠っている資金を動かすことで景気が刺激されることは間違いない。中央銀行が金融市場に民間まで行き届かない資金を供給するよりも、既に民間にある眠った資金を直接動かす方が何倍も景気刺激に効果がある。






2014/08/19 10:21:49

私について #172 (航空大手2社の寡占からの脱却は可能?)

2014年8月19日付日経一面。アジア最大のLCC(格安航空会社)であるマレーシアのエアアジアが国内航空第3位のスカイマークの経営支援の検討に入ったとのこと。ただエアアジアからすればスカイマークを救済するというよりも、スカイマークの持つ羽田発着枠に大いなる興味があり、実質経営権を獲得し本格的な日本進出のきっかけにしたい、との目論見であることは明らか。


2013年までほんの数年、エアアジアは全日空と組み成田発新千歳・福岡等の日本国内路線を運航したことがあったが、経営方針等で全日空とのそりが合わなくなりあっさりと撤退した経緯がある。そうはいっても、同社の日本国内路線への執着は続いていた中、今回魅力的な羽田発着枠を持つスカイマークへ白羽の矢を立てた。


スカイマークは、経営者が野心的なのか、ここ数年国際線への進出に対する意欲をみせていたが、何を思ったか、国際線進出への第一歩ととして超大型機A380を購入する契約をエアバス社と結んでいた。ところが、大手2社には遠く及ばない経営規模の上、日本国内におけるLCCの台頭で経営自体が怪しくなってきた中、エアバス社からA380の契約解除を通告されてしまった。その上700億円以上の違約金をエアバス社から請求されてしまい、現実的には国内航空会社としてまともな経営ができない状況に陥ってしまった。実際、生き残りのための合理化から成田発の国内線発着枠については返上せざるを得ない状況に追い込まれてしまった。


元々航空法の外資規制がある中、エアアジアがスカイマークの経営権を握り、LCCとして羽田発着枠を得ることを当局が認めるか、今後の行方は全く分からないが、自分としてはLCCの羽田進出に大いなる期待を抱いてしまう。ここ数年でやっとLCCが定着してきた日本の空。欧米に比較し20年以上は遅れている日本の航空行政の変革に大いに期待するところだ。





2014/08/16 11:23:35

私について #171 (羽田空港強化のために)

自分は千葉県船橋市で生まれ育ったが、自分が子供の頃、北方面行きの飛行機が羽田空港を離陸するとその飛行機は船橋上空を通過するルートを取ることが多かった。それを物干しや屋根に上って寝ころびながら、あれはJALかANAか時には外国の航空会社かを一機一機観察するのは、自分にとっては何か心をわくわくさせてくれる一つの事象であった。


安倍政権肝いりの「訪日外国人観光客増加」の達成に向け、国土交通省が羽田空港の発着枠を広げるために、都心上空の飛行制限を緩和することを検討している。2010年に第4滑走路が開業したが、羽田空港の離発着飛行ルートの制限が厳しいため、今の飛行ルートのままでは思ったほど羽田の容量を増やすことができないのが現状。これを打開するため、新たに都心上空を通過するルートを解禁することの検討を始めた。これが実現すると、羽田空港のおひざ元である大田区以外に港区、目黒区、品川区、渋谷区、新宿区の上空が着陸ルートとなり、15時から19時の時間制限付きでこれら都心部の数百メートル上空を飛行機が通過していくことになる。


これに似たケースとしてロンドン ヒースロー空港の着陸ルートを思い出す。英国外から飛行してくる飛行機は、テムズ川河口から川沿いを西に飛行しロンドン市内まで来ると北向きに旋回しヒースロー空港に向かうルートだが、途中ロンドン中心上空をえぐるように飛行し最後ロンドン西部の住宅密集地上空を通過し着陸する。その時の飛行高度はロンドン中心部で数百メートルで、どの航空会社の物か明確に目視できるほどだ。


あの大きな物体が人口密集地帯を飛行することを想像すると、安全管理、騒音問題で物議を醸すであろうが、日本の国際化に向けて、今後避けて通ることはできない検討事項なので政府はしっかり取り組んでほしいと思う。ちなみに、ロンドン上空数百メートルを飛行している飛行機を見て、安全を脅かす状況とか騒音がひどいと言う印象を持ったことは無かった。技術の進歩で現代の飛行機は騒音をまき散らすことは無いようだ。






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